こさかいじゅん
面白い。んだけど、最初は警察の人間関係と役職が把握できなくて何度もページを行きつ戻りつした。主人公が誰なのか見えてから物語が一気に収束しはじめ、あとは息もつかせぬ予想外の展開に。横山秀夫は組織内部の男同士の足の引っ張り合いを描かせるとほんとうにうまい。ただ…『クライマーズ・ハイ』の時も感じたのだけれど、まったく関係ない歴史的悲劇と組織内部のいち事件を結びつけるのはどうなの。人間の愚かさをより強めるためのものの喩えなのだろうけれど、やっぱり趣味が悪い。タイトルも無理やりな感じ。

震度0 (朝日文庫 よ 15-1)
ナイス! ★★★★★★★ -
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- 09/14
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ナイスした読書家さんと感想
皆の腹の探りあいは面白いのだが、結末がありきたりというか、締まりなく終わった感じ。
警察内部組織について前知識が必要。人物表があるのはありがたいが、欲を言えば部下のも欲しかった。震災を絡める必要性はないと思うが、「ずっと見てたんです」は印象に残ったな。しかし、警察も、思惑と利権がからむ単なる一組織に過ぎないのか……
面白かった。でも・・・震災を出す必要があったかな?大地震が起きて、多くの命が失われている中で、己の保身や出世などのそれぞれの思惑を優先させる人間の醜さを感じることはできたものの。。。どうだろう?テンポはいいし、人物もそれぞれに味があってすごく読みやすい。ただ、ちょっと人数が多すぎて「・・・ダレ?」となりがちではあったかな。とにかくラストはスッキリしました。
タイトルから別なストーリ展開を予想していましたが、県警本部幹部間の軋轢や奥さんまで巻き込んだドロドロの人間の感情を、阪神大震災や失踪事件に無理やり絡めて描いています。 チョイ期待外れでした、ゴメンナサイ
横山さんには珍しい長編小説なのですが、警察内部の描き方がとてもえぐい。つくづく男性社会なのだという実感と、最後のある方の言葉がみんなに刺さることだろうと・・・・組織にあって「人」とは?ということを考えさせられる作品でした。骨があります。
大震災の日に、そこから600キロ離れた県警で起こった警務課長失踪に端を発した県警幹部たちの汚れた人間模様を描いたフィクション。
ストーリーとしては決して嫌いではなく、興味深く読ませてもらいました。
保身と権力欲に固執する幹部連中。そんな夫たちの裏で密かに失踪事件に絡むそれぞれの妻たち。時間の経過と共に上手く描かれてると感じました。
反面、対比させる意味で阪神大震災をもってくる必要性はあまり感じず。フィクションとはいえ被災関係者からしたら読むのはあまりに辛いかなと。【古】









