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先に読んだ知人に感想を聞いたところ、「ユダヤギャグはもう勘弁」との一言。確かにユダヤギャグ満載です。皮肉交じりのユダヤギャグだらけです。2/3くらいで、被害者の身元が割れる辺りからの展開は読みやすくなります。読みなれたハードボイルドの香りが。いや、でも正直そこまでが厳しい道のりでした…。下巻もあるのか。そりゃあるか。全然解決してないし。…頑張ります。歴史改変に関してはかなりリアリティを感じました。

ユダヤ警官同盟〈上〉 (新潮文庫)
ナイス! ★★★★★ -
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- 09/14
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ナイスした読書家さんと感想
歴史改変ミステリ。何かとらえどころのない雰囲気が漂う小説。人名は読みにくいし覚えにくいし、内容も上巻を費やしてこれだけかよ、という感じ。ではあるのだが、不思議と引き込まれる。チラッと語られるだけの「満州国」やら「ベルリンへの原爆投下」などがこの世界への想像を掻き立てる。下巻への期待がいやがうえにも高まるぜ。312ページ
新潮の上下分冊の本は買うべしの法則(?)にのっとって本屋へ。しかしミステリだと思っていたら、SF賞を取っていると書いてあるので躊躇したが、読んでみたらこりゃ完全にミステリですよ。文学的でオフビートでかなり好み。早くもお腹いっぱいになりかける。オラ破裂しちゃうよ。
別れた妻が上司になったり、ゲイとか女装者とか、ジェンダー観も素晴しい!ブンガク的な比喩表現も好み。エントロピーとかコリオリの力とかプラウン運動とか、さりげなくSF的タームも比喩に紛れ込ませているのが嬉しい。
名だたるSFの賞を総なめした改変歴史ミステリ。とはいえ内容は、くたびれきった中年男が数々の謎に翻弄され(たまに物理的な被害を被)る、いたって真っ当なハードボイルド。初めの内は読みにくいかな? と思ったけれど、中盤以降、話が動き始めてからは引きずられるように下巻へと。暗喩と抽象的表現に満ちた文章は、個人的にはル・カレあたりを想起。あの手の文が嫌いではないので、その点では得をしたかも(笑)。まとめての感想は下巻にて。







