ぐら
いくつもの視点が乱反射して、戦乱の世を生きる人びとの悲喜こもごもを映し出した一冊。この作品をおもしろい、と思っている私もまた、物語を求めずにはいられない一人なのだ。

アーサー王ここに眠る (創元ブックランド)
ナイス! ★★★ -
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- 09/11
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ナイスした読書家さんと感想
現実と物語が混ざり合っていく感じが心地よい。物語の中のアーサーは今まで消えなかったし、これからも消えてしまうことはないと思う。物語の力の凄さである。 最初グウェナはアーサーの妻になるのかと思ったけど(それってなんか嫌だな)、まさかの湖の精だった。そしてミルディンは不器用だなぁ…しくしく。随所にみられる今に伝わるアーサー王伝説を発見するのも楽しい。挿絵も美しい… お気に入りの場面は湖でのカリバーンを渡すシーンと、ミルディンの告白からのラストまで。特にグウェナが語るアーサーの最期の物語が!
ひとは自分の望む真実を物語の中に見つけたときその物語を信じる、という言葉が印象的。そのようにして何度も語られ伝えられていく物語は、多くの人の願いを映してとてもうつくしい、と思いました。





