ギャングスーツ
他の人にとってはなんてことない事かもしれないけど当事者にとっては大事な事、だけど、『人間て見たいように物事を見ようとするものだなぁ』と、人間て勝手だなぁとか思った。これを読もうとする方には、ぜひ、事前に『不思議の国のアリス』を読む事を強くオススメする。

螺旋階段のアリス 文春文庫
ナイス! ★★★★★★ -
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- 08/26
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ナイスした読書家さんと感想
★★★★ 日常の謎を描きながらも、どこか現実離れした世界。道義的にどうかはともかく、「最上階のアリス」が好きです。
ほんわかミステリ、なのかな。派手な事件は起こらないけれど、しっかり謎解きしている。表紙はアリス原典をイメージしているのだろうけど、もっと可愛らしいものにすればとっつきやすいだろうと思う。少しもったいない気も。
なんとなく頼り気ない主人公とほんわかした助手(?)本当、「春の陽のまどろみの夢」って感じのストーリーでした。「最上階のアリス」で依頼主の「考え事をするの図」には笑いましたが、裏の真実には切なすぎます。「アリスのいない部屋」での主人公夫婦の会話が愛情に溢れていて大好きです。こうゆう雰囲気を出せるのが加納さんだなぁと。「夢の愛しさ」は覚めた後に気づくものなんですよね。
数年ぶりの再読。タイトルや亜梨沙の可愛らしいキャラクター、仁木の頼りないキャラクターにうまくカモフラージュされてるけど、その核はなかなかに毒々しくて良い。特に『中庭のアリス』『最上階のアリス』『子供部屋のアリス』の三作は、残酷なテーマを見事にオブラートに包んでいるなぁという印象。加納さんお得意の「連作短編ならでは」のような仕掛けはあまりないけど、どの作品も気軽にさっくり読める短編ミステリとして良い感じ。








