spyral
夏なので再読。今回はリボンを注意深く追ってみた。確かに人間としてはリボンのほうが「普通」なのかもしれない。惹かれる方が多いのも納得。一方ウルフの評価は変わらず氷結野郎でいい。

ハローサマー、グッドバイ (河出文庫)
ナイス! ★★★★ -
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- 08/16
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ナイスした読書家さんと感想
騙された!(笑)地球ではない惑星で、人類ではない少年の目を通して描く、ひと夏の恋物語。戦時下の緊張状態の中、少年の父が属する支配階級と市民との対立も深まり、一般人である少女との関係にも影を落とし、やがて。成長過程の子供ならではの独善性や過剰な自意識、俗物かつ愚昧に映る両親への嫌悪、醜い現実への失望や既存の価値観の喪失、そして不器用な初めての恋。まさしく青春小説でありながら、SFでなければ成り立たない。何よりあっと驚く結末の、上手に騙されたからこその爽快な読後感。SF者以外の人にも読んでほしい名作。







