spyral
前作よりは面白い。テイストは「きつねのはなし」に近い、どこか不気味な連作短編集。宵山の雰囲気を味わってないとなかなか没入するのは難しいのではないかと思うけど、逆にこれを機会に宵山見物に出かけるのもオツなものかもしれません。

宵山万華鏡
ナイス! ★★★★★★★★★★★ -
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- 08/16
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ナイスした読書家さんと感想
21世紀日本文壇の奇才、森見登美彦氏が放つ世にも不思議な物語(といってもいつも不思議な小説ではあるが)。祇園祭の宵山を題材に、バレエ教室に通う幼い姉妹、鞍馬山で失踪した叔父を持つ姪、そしていつものへたれ大学生、金魚にたぬきに招き猫、京都の夜の街に紛れ込んでしまったこれらの人々、いや人々、動物、飾り物。物語は様々なれど、堂々巡りの祇園祭の夜。様々だから、万華鏡のようにぐるぐる回りながら、七色の人生模様を抜け出せない。世ははかなきかな。京都の夜を森見ファンタジーが駆け巡る。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 08/03
長い間読みたい読みたいと思い続け、漸くこの素敵な装丁の本を手にすることが出来ました。祇園祭の宵山が舞台の不思議なお話でした。懐かしくて、切なくて、妖しくて、可笑しくて、哀しくて、怖いという、なんでもありでビックリな内容でした。まさに万華鏡という題名がしっくりきます。そして、京都は何度も行ってますが、又行きたくなってしまうという森見さんの罠にはまってしまいました。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(4)
- 10/14
『四畳半神話大系』と『夜は短し歩けよ乙女』と『きつねのはなし』とを足して割らない。セルフカバーオムニバスみたいな懐古的味わいもありつつの新作。まさに万華鏡の如く極彩色の読後感。そしてこの著者の作品を読むたび湧いてくる衝動はもはやテッパン→京都行きてえ!
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 10/02
森見さん5作品目。『夜は短し〜』で【頭の天窓】開かれ『きつねのはなし』に京の闇の深さ知った身には最愛の1冊。金魚の入った天狗水の風船・達磨や緋鯉・大坊主に舞妓はん。森見さんの道具建ては笑いに妖しに変幻自在。リレーの如く視点を変えて幻想的な宵山の世界へいざなう。宵山姉妹・経験した者なら解る迷子となった時の心細さ。まして華やかな宵山の灯りと群衆の中にひとり。灯りが有れば闇もできる。迷子の妹を異界に連れ去ろうとする、薄暗い水路を泳ぐ金魚の群れのような、赤い浴衣の少女たち。その真っ白な頬に音高く平手打ちする姉。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(17)
- 09/04
文庫フリーク@灯れ松明の火
nyancoさん☆読メ先輩の皆様のご薫陶、私も立派な不審者に(笑)あわわ、ここでもHN間違い・nayancoさんに(汗)大変失礼致しました(大汗)えーと、ひとつ多いaさんが、別のお名前で戻られましたので・・・うーん、お詫びまでも不審者。
ナイス!
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02/13 18:24
nyancoさん☆読メ先輩の皆様のご薫陶、私も立派な不審者に(笑)あわわ、ここでもHN間違い・nayancoさんに(汗)大変失礼致しました(大汗)えーと、ひとつ多いaさんが、別のお名前で戻られましたので・・・うーん、お詫びまでも不審者。
ナイス!
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02/13 18:24
くるり。万華鏡を覗く度に変わる模様。宵山を閉じ込めて世界は変化していく。◆ああ、堪能。構成が素晴らしいね。それぞれのお話で違う顔を見せる登場人物たちは、さしずめ万華鏡に入ってるビーズやガラスたち。楽しくて、美しくて、そしてどこか怖いお祭りの空気が、本から立ち昇ってくるようでした。すっかりやられちまいました。大好きだ。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/26
山鉾巡行前日の宵山。今日まで待つこと10日!J.バウアー10人ががりで抑え込む読みたい象との死闘。先ず言わせてくれ!好きだ!この表紙。・・・ああ、すっとした。さてと、胡散、胡乱、乙川。超金魚をこんな所で飼育するとわ!捲るまで分からんではないか君。その昔、夜を三つに分けた:宵、夜中、あかとき:暁。三つの組合わせ絡まる宵山話。鯉、ヘビトンボの幼虫、達磨・・・「でたぁー」歓喜の読友さん、手に油揚げ、胸に次女「宵山万華鏡」皆で狐につままれれば怖くない。宵山が終るの?コンチキチンの祭囃子の余韻と共に・・・
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 07/16
nyanco@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
単行本まで待っとく派のイタリアンでこちんさんを唆した挙句、買った本を宵山まで読ませないという暴挙、失礼いたしました。お買い上げになった本は、10日間で見事に発酵し熟成されましたでしょうか? 宵山に食べ頃、読み頃になっていたようで一安心です。
ナイス!
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07/16 23:36
単行本まで待っとく派のイタリアンでこちんさんを唆した挙句、買った本を宵山まで読ませないという暴挙、失礼いたしました。お買い上げになった本は、10日間で見事に発酵し熟成されましたでしょうか? 宵山に食べ頃、読み頃になっていたようで一安心です。
ナイス!
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07/16 23:36
金魚・劇場とモリミーらしい、いつもの阿呆の世界、しかし回廊と迷宮では見事に世界観を覆される。宵山の夜、煌く祭りの灯りの届かぬ所で繰り広げられる不思議な世界。姉妹が、金魚のような少女たちが、画商、画家の姪、登場人物たちが出会ったり、すれ違ったり…。迷子の姉の視点で描かれる最終章、物語をまとめる為に書かれる章かと思えば、気がつけば更に摩訶不思議な世界へ…。今まで見えていたものが万華鏡を通して覗けば全く違うものが見えてくる。作り物のはずの偽祇園祭が…。いつまでも宵山の夜に閉じ込められそうになる。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(6)
- 07/16
毎年、宵山当日なんてものは、京都独特の蒸し暑い一日なんですよね。それを妖気に満ちた少しぞっとするような宵山を見事に書き上げています。モリミワールドの新境地とでも言いましょうか。いつものモリミワールドも随所に覗かせる所なんかはさすがです。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 08/11
「宵山」という祭りの日の連作・・違うな。とりあえず短編集。どう表現したらいいのかわからないヘンテコな感じ。第一話が妙に平凡な話。祭りの雑踏の中で姉妹が見た奇妙な女の子たち。この本はこういう感じなのかな、と第二話を見たら、第一行目がこれ。「乙川は「超金魚」を育てた男である。」なんなんだよ、やっぱり森見じゃん! 金魚を育てる理由に声を上げて笑ってしまった。3つの物語の表裏が明らかになる構成で、でも大幅に逸脱、説明不能の展開。まったくヘンテコだ。どうでもいいけど表紙を剥ぐと、さらに(変な)絵があるよ。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 07/03
この万華鏡を覗いてご覧。夢と現が入り混じる宵山祭を閉じ込めた水晶玉。風船、金魚、林檎飴、苺飴、小さな欠片はくるりと回って赤い浴衣の少女に変わる。祭囃子の喧騒がゆらゆらと近づいては遠ざかる。決して手を離してはいけないよ。それぞれの物語がすれ違い重なり合い、生まれては消える一瞬だけの鮮やかな模様。金魚鉾が空を舞い、赤い浴衣の少女が微笑う。いつまでも繰り返す終わらぬ祭、まるで金魚玉の中を回遊しているかのよう。気をつけて、手を離したら二度と帰れなくなるよ。万華鏡の中に閉じ込められてしまうよ。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 07/16
ちはや@灯れ松明の火(文さんに協賛!)
イタリアンでこちんさん>WBCのイチローの如く、いやいやこれは不遜極まりないですね。宵山のお導きがあったのでしょう、きっと。
ナイス!
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07/17 22:57
イタリアンでこちんさん>WBCのイチローの如く、いやいやこれは不遜極まりないですね。宵山のお導きがあったのでしょう、きっと。
ナイス!
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07/17 22:57
今までの森見作品のどんなところに魅力を感じていたかと言えば、一人称によるくどいぐらいの「オレオレ感」、そして作者の脳内イメージ垂れ流しな文体に浸り切っちゃう快感だったのかなーと、本作品を読んで思いました。一人称であれば「宵山迷宮」もたしかにそうなんですが、ずいぶんと抑制されたストイックな語り口で、その分想像力を喚起されるような感じ。でもそれがつまんないかと言えば、そんなことないです。なんつか、ちょっと大人になったの、森見さん?そんな読後感です。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 07/30
















