中途にはさまれるクイーン論、そして文体模写や後期クイーン的な神的論理と、クイーン・パスティーシュとしては最上の出来、というか神。ただしミステリとしてはへぼへぼ。珍奇な論理を後期クイーンになぞらえて「天上の論理」とするのはいいけれど、「地上」との差の演出が下手くそすぎて、正直なとこ真相わけわからん。本格ミステリ作家クラブの「評論賞」を受賞したのは、最上の評価であり、結果的に妥当なところでもある。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/03



ナイスした読書家さんと感想

これまで読んでいなかった北村薫。そうこうしているうち「鷺と雪」で第141回直木賞を受賞。遅ればせながら代表作といわれるこの作品を読んだ。確かにこれには唸ってしまう!エラリィー・クウィーンの新訳発見!その疑念が晴れるまでずいぶんかかるほどの、嘘つき(それ程すごい騙し)の本書なのです。それでいて、EQに対する造詣の深さがよく分かる書物でもある。こんな様々な仕掛け、それも訳者あとがき(訳者?)まで、トリックとして用いられているところが憎い。ともかくただひたすらに脱帽なのであります。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/10

中盤の『シャム双子の謎』を中心にしたクイーンの作品についての話は面白かった(笑)ここの部分だけでも読む価値はありましたね(笑)というかここだけしか・・・。クイーンが日本に来て事件を解決という展開はとても面白い話になるはずなのに・・・・。ミステリの部分があまり出来が良くないというかクイーン論を中心にしたので「ついで」になってしまったかのようでした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/19


ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件

中途にはさまれるクイーン論、そして文体模写や後期クイーン的な神的論理と、クイーン・パスティーシュとしては最上の出来、というか神。ただしミステリとしてはへぼへぼ。珍奇な論理を後期クイーンになぞらえて「天上の論理」とするのはいいけれど、「地上」との差の演出が下手くそすぎて、正直なとこ真相わけわからん。本格ミステリ作家クラブの「評論賞」を受賞したのは、最上の評価であり、結果的に妥当なところでもある。
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