さばお
連作短編集。空き巣のように部屋に入ったり、ハッキングしたりして、霊視のネタを探すというチームでやってるやらせ霊媒師の物語。やらせでもいい。信じる者は救われますw 最後の引き際がよかった。

the TEAM ザ・チーム (集英社文庫)
ナイス! ★★★★★★★ -
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- 07/21
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ナイスした読書家さんと感想
この4人、やってることは犯罪だがそれが人助けに結びついている。そして完璧主義。この小説はなんとなく悲しい余韻を残し、静かにそっと終わる。もっとエンターテインメントに徹してもいいのではないかと思うが、そんな小説は他にいくらでもある。いかにも岡島二人、いや井上夢人らしい。ただ注文があるとすれば、賢一の過去やこれからの活躍をもっと見たい。
事前情報収集ありのやらせ霊媒師とそのチームのお話。さくさく読めてしまう本当に楽しい作品。それぞれに味のある登場人物、ハートフルな味付けもされており、読み応えもありました。またこのチームにどこかで会いたいですね。★★★★☆
おもしろかった。文庫が出てからずっと積読でしたが、読み始めたら一気読み。読んで感じたのは、情報とその情報の使い方の大切さ。もちろんTEAMの推理力・技術力はすごいが、それよりも情報の使い道を理解した情報収集ができる人たちだと感じました。そして集められた情報を効果的に使う能城あや子。普段は自己否定や諦めの言動が多いが、演じている時の外堀を埋めながら近づいていくやり方がうまい。念願の温泉を楽しんでいるところでしょうが、その後の彼らが是非読みたいです。
造られた占い師と、彼女を支える裏方たちの活躍を描いた不思議な物語。占いなんて胡散臭いと懐疑的な視点を持ちつつ、過去に捕らわれている若者や母親を解放に導いたり、事故で片付けられそうな事件をほじくり返して解決の糸口をしめしたり、義賊的な要素をみせるキャラクタ設定は興味深い。ラストの潔さもまた一陣の風のようで、読後感も悪くない。文章には荒削りな印象もあるが、エンターテインメント性は充分。
軽い感じでするりと読了。面白かった。ぐぐっと引き込んでおきながらも急に消えちゃうあたり、「潮合」って、ほんとに大事。満足感と、潔さのバランスがいい作品。







