反語、罵詈雑言の背後に隠されたロシア老女二人の歴史。悲しい歴史にもかかわらず、オリガの反逆的精神がストーリーを明るさももって導いている。読み応えあり!
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/13



ナイスした読書家さんと感想

【後日追記】米原さんが通学したチェコのプラハにあったソ連学校と、実在したオリガ・モリソヴナ先生を中心としたフィクションではあるが、極めて精緻に調査を行っていてノンフィクション以上にソ連の3時代(スターリン恐怖政治、第二次大戦、共産党独裁から崩壊後の現代)の様子がわかる。その時の同級生であったカーチャと「オリガ・モリソヴナ先生」の過去の謎を解き明かしていく。これは極めて上質なミステリである。タイトルはオリガ先生がいつも生徒を叱るときの反語からつけられている。もう米原さんの著作は読めないと思うと本当に悲しい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/11

ただただ圧倒されました。歴史背景を知っていたらきっともっと衝撃を受けたかと思います。鏡に囲まれて踊るオリガ、エレオノーラの”ありがとう”そして告白。胸に灼きつくシーンが多く、恐ろしく、悲しく、痛い。オリガの反語は、当時の人々の力強い息遣いそのものだと感じました。社会主義とは?資本主義とは?ソ連とは?そして自国の日本は?国とは?等、読了後は暫しぼうっとしてしまい、それらについて考えさせられました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 05/09

主人公が当時過ごしたチェコの学生時代にいた強烈なキャラクターの先生の足跡をたどる中で、スターリン時代の恐怖政治の実態も浮き上がってくる構成。強烈な先生の半生に関する謎が解かれて行く過程では、本当にこれ小説?という印象でとてもリアルな感じです。悲惨な時代です。。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/24

結構残酷な描写もあったけれど、グイグイ引き込まれた。小説がこの作品だけなのは本当に残念。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(4) - --/--
ユウ
なんと…。ショートケーキのイチゴは残すタイプ。嘘つきアーニャも残しておいたのにエッセイだったんですね。うーん。失礼しました!
ナイス!ナイス! - 01/12 05:25

もんちろげ
好きなもの残しておく派ですか(笑)私はお腹いっぱいになってしまう前に中盤で美味しくいただくタイプです。 エッセイがお好きでなかったらお勧めはしませんが、米原作品で一番有名で最も評価が高いのが「嘘つきアーニャ」だと思います。 なのでユウさんの選択はあながち間違っていなかったのかもです。
ナイス!ナイス! - 01/12 12:33


読み始めると先が気になって気になってたまらない。実在する人物を基にしたフィクションだが、著者が小学生時代に出会った舞踏を教えたオリガ先生から、ここまで壮大で深い話を生み出したのは、著者の力量と今は無き大国ソ連の光と影のなせる業だろう。エレオノーラ、ミハイロフスキーが切ない。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/14

☆ いい本でした。フィクションではありますが、著者自身の経験や、たくさんの資料をもとに書かれた話で、「生きている人間」をそこに感じました。「ソビエト連邦」の中で、体制が変わるたびに翻弄される市民。そんな中でしたたかに生きていく人々の姿。「謎」がひとつひとつ解き明かされていくわくわく感。知らなかったことを知る驚き。人間の弱さ、強さ、優しさ。読み終えた時の爽快感。読書の愉しさを大いに味わうことができました。池澤夏樹氏の対談も興味深かったです。(対談の中にある、男の子3人の物語を読みたかった…)
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/23


オリガ・モリソヴナの反語法

反語、罵詈雑言の背後に隠されたロシア老女二人の歴史。悲しい歴史にもかかわらず、オリガの反逆的精神がストーリーを明るさももって導いている。読み応えあり!
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