可兒
やられた。見事にやられた。こっちの不安を完膚なきまでに叩き潰す三人のめでたい結末と、その対極にあるカイロのラストシーンが鮮烈(しかも、新しい譚りはそこから始まっている)。問題になるのは国家でも民族でも宗教でも言語でも、ましてや文化でもなく、権力という答えでさらに驚く。ただ……文体についてはコメントしない方向で

アラビアの夜の種族〈3〉 (角川文庫)
ナイス! ★★★★★★★★★★ -
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- 07/08
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ナイスした読書家さんと感想
えーっ!?と思うような、大団円。面白かったー!!この本も読みにくいのに、一気に読まされてしまった。息を止めて全力疾走したかのような読後感。文章を読んでたんじゃなく、物語の続きが知りたくて、語句を猛スピードで目に映して、反射で脳が理解して、みたいになってたので、ちょっと時間を置いてからまた読み返したい。
久しぶりに、ワクワクする物語に出会えました。1巻を読んだ時は、ただのファンタジーだと思っていたのに、最後まで読んで鳥肌がたちました。
そして夜は朝になり、朝は夜になる。語るものは語られるものを知り、紡ぐものは紡がれるものを見る。裏に表にそれらはひらりと翻り、気がつくと再び夢に戻っている。究極の『ものがたり』古川節炸裂ファンタジー。
想像力が追い付かないほどの強烈さ。ファンタジー的な要素もさることながら、きちんと「行きて帰りし物語」なのも素晴らしい。冗長な感は一部あるものの、それを乗り越えて辿り着いたラストの感触と言ったら…。












