pom
最後に真実を知り、うわっ、と声が出た。東野圭吾はガリレオシリーズの短編しか読んだことがなかったけど、長編の方が面白い作家なのかな。これは読後感がずしんと来る感じ。誰にも共感できないけれど・・・。

容疑者Xの献身 (文春文庫)
ナイス! ★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 07/03
Tweet
share
ナイスした読書家さんと感想
ガリレオシリーズの中で唯一、未読だった『容疑者Xの献身』。以前、東野圭吾さん特集の雑誌を読んだときにも皆さんが絶賛していた通り、とてもおもしろかった。登場人物のそれぞれに共感でき、石神のトリックが破られなければいいのにと思ったほど。また湯川の暴かずにはいられない気持ちにも切なくなりました。伏線の張り方も、トリックの巧妙さも、そして「石神の本意ではない」といいながらのラストでの種明かしすべてが絶妙。読んでよかった。読んだすぐ後にTVの放送がありそちらもなかなかよかった。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 12/28
予想を銀河系越えるくらい面白かった。面白い面白いと噂を聞いていて、こんなに先入観持って読んでもどうせ期待外れだったと落胆するだけだと本当に思ってました。それをも裏切る作品だった。最後の一撃は、せつない。最後のトリックには感服しましたが、それと同時に湧き上がるものもありました。この感情を作りあげたのは、短編では成せない人間模様です。今回はいつものコンビでは無く、自然と容疑者に感情を置いていました。人間に対して深い、何よりも深い愛情を生み、執着してしまうとこうなるのか。間違ってるけど、間違ってないな。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(11)
- 11/13
そこまで真実を見通していながら…どうして石神の想いを貫かせてやらないんだ湯川ァーー!!それでも友人か、誰のための、何のための解決なんだと胸ぐら掴んで揺すぶり上げたくなりました。知られなければ〈献身〉だけれど、知られてしまえば、そんな重たいもの背負える人間、いる訳ないって分かり切ってるじゃないかっ!!甘い期待を大きく裏切ってくれた事の真相には脱帽です。誰かの一方的な犠牲のうえに成り立つ幸福なんか人間そうは築けない。それは分かる。分かるんだけれども…守り切らせてやりたかったなぁ。例え間違っているとしても。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(1)
- 04/13
アイゼナハ@灯れ松明の火
【ネタバレ注意】『あなたのために出来ることはそれだけです。ごめんなさい。ごめんなさい』…どんな声音で話された言葉なんだろう?それが分かれば少しは胸のモヤモヤが晴れるような気がする。願わくば、最期に払った石神の犠牲…救い主の立場からの転落を埋め合わせてくれるものでありますように。
ナイス!
-
04/13 23:15
【ネタバレ注意】『あなたのために出来ることはそれだけです。ごめんなさい。ごめんなさい』…どんな声音で話された言葉なんだろう?それが分かれば少しは胸のモヤモヤが晴れるような気がする。願わくば、最期に払った石神の犠牲…救い主の立場からの転落を埋め合わせてくれるものでありますように。
ナイス!
-
04/13 23:15
世にも不器用な天才数学者が愛する女性の為にできた最初で最後の行為は、殺人の手助けだった。優れた頭脳を持ちながら心ならずも高校教師として暮らす石神は、密かに恋する隣人の女性が娘と共に前夫を殺害したと知る。二人を守ろうと石神が考え出した方法とは。やはり天才たる湯川は、かつての友のなした驚くべき哀しい真実に辿り着く。石神の行動は間違っている、正しくはない。だがどこか心を打たれるのは、己の全てを賭けて見返りも求めず成就も望まないその姿が、ひどく歪であれ純粋さを湛えているからだ。愛する女性に捧げたたった一つの解が。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 12/05
内に秘めた石神の愛情の深さは計り知れないものでした。彼女のためにそこまでするのかと思ってしまうほど。トリックはどこまでも徹底されていて完璧なもの。友人である湯川だったからこそ、すべてを見抜けたのかもしれないです。最後に彼女は自首するべきだったのか、それとも石神が望むようにそのまま暮らしていくべきだったのか。どちらにしても罪を背負って償っていくことに変わりはないのかもしれないですけど・・・。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 09/20
バイト先の数学オリンピックを目指していた後輩を思い出した。というかなんとなくイメージが重なっただけだけれど。たぶん証明の美しさみたいなのを話したのが鮮明に覚えているからだろう。推理小説も数学的な美しさがあるような気がする。犯罪(問題)に対する論理的な証明。論理的な証明を輝かせるのはシンプルだけど鮮やかに欺いてくれる犯罪だと思う。ただそれだけじゃなくて腕のある作家というのはその背景を丹念に浮き彫りにできる人間なのだとおもう。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 08/02
★★★★★緻密でいて大胆な発想が読み応えありました。また、人を殺してしまった母娘の心情を含め単なるトリックミステリで終わっていないところがまたいいですね。今までに東野作品30作ちかく読みましたが、私のNo.1作品です。
【★★★★★】最後まで石神の「献身」の正体には気付けず、そしてそれを明かされた時の衝撃もさることながら、ラストの慟哭は本当に胸に迫った。この場合の正しいことは残酷だ。
東野圭吾が苦手な作家だと思っていたけれど、この本で認識が変わった。久しぶりに他の作品も読んでみようかなぁ。。。それにしてもこのお話、悲しすぎる。













