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文章が美しすぎ。禁断の恋の物語を輪廻転生と絡めて語られている。主人公は身勝手な男だが心情が理解できないでもない自分が怖い。

春の雪―豊饒の海・第一巻 (新潮文庫)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 07/02
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ナイスした読書家さんと感想
大正初期の華族の話ということで読みましたが、表現力と語彙力の豊富さと文章の美しさはため息ものでした。シャムの王子キャラが物語りにエキゾチックな趣を添えていました。ラストはショックで息が詰まりそうになりましたが、これは輪廻転生の物語の第一巻…早く続きを読まねば。
1.所々に出てくる思想が難解。2.描写がくどいほど緻密かつ美しい。3.人物の心の揺らぎが巧みに描かれている。他にも色々心に残ったことはあったのだけれど、とりとめのないことになりそうだったのでその一部を箇条書きに。それほど考えるところのある作品でした。
比喩表現が数行も続くところは読み進めるのに苦労した印象だけれど、一方スッと入ってくるわかりやすさもある。それでいて、人間や取り巻く環境の描写というものをこんなに美しく書けば書けるのかという驚きもあった。私は清顕と言う人好きだなあと思いました。もし、架空の人物と会えるのだとしたら清顕に会ってみたいものですね。
非常に力のある、美しい大作。その一端。唯識の見地から輪廻転生を扱う、ということで、念仏唱えときゃ、とか坐っていれば、みたいな実践の仏教とは一味違う空気感が門跡から感じられる。なかなか伏線が張られているような印象で、次巻以降が楽しみです。
リベンジ・豊饒の海シリーズ。なんとなく話の流れを記憶しているから読めたのかも知れないが、なんと描写の美しい事か!文章の中にただよう「優雅」これが本当の優雅なのでしょうか。薫りまでしてきそう。そして、聡子の信念に感服。清顕に同意はできないけれど、壮絶な輪廻の物語になるのだろうと、改めて期待が膨らみます。
優雅を極めてるな、と思いました。始め、清顕が必死になるところは想像つかなかったのですが、飄々としているひとこそ、一度走り出すと止められない。清顕の死をもって二人の話は終わるのだろうけど、終盤聡子の意志が見えずに曖昧な印象が残った。それにしてもシャムの王子は帰国してどうなったのかを知りたい。
文章は間違いなく三島の作品の中でも力を入れているであろう。だから悲劇的だけどどこか優雅。でも、主人公の内面を理解はできるが共感はできなそうだ。
歪んだ大人の世界に育ち、清顕は愛情を上手に表現できずに捻くれた方法を取ることしかできない子供のような男になったのか。そこまでの障害もなかったはずの二人だというのに、清顕の意地で破滅の道へと辿って行ってしまったのが悲しい。素直に認めることが出来ずに、手に入れられない存在になった時、初めて自分の中に存在する愛や欲に気づく。その捕らわれている確かなものに気づいてからの清顕の激しく進んでゆく様はすさまじく、破滅へと進んでいく。全てを収めるために最後は出家した聡子。覚悟を決めた女は悲しく恐ろしいほど強いです。
明治大正期の貴族の世界を、じつに優雅な筆致で描いている。「渋谷」や「麻布」とか「学習院」、今では誰もが知っている東京の地名や校名も、何故か垣間見ることさえ許されぬ世界に見え、それを想像しながら読み進めていった。清顕の聡子に対する叶わぬ愛の行く末は輪廻転生を超えて成就されるのか。そして清顕が今わの際に本多に遺した「又、会うぜ。きっと会う。滝の下で。」の台詞の意味は何なのか。その意味は次巻「奔馬」で判明するのだろうか。
優雅で美しいのに醜い感じのする大人たち。 それに染まりかけている二人の関係はどこか打算的で、清顕は特にイニシアチブを握ろうと必死になっている幼さが見受けられました。そしてその描写が恐ろしくうまく、端整。 中で、清顕のいう、「松枝家に刺さった優雅という棘」という表現が気に入りました。自分に対する皮肉な評価は彼の自分の特異性を鼻にかけて、生家を見下しているような感じがしました。 法学に対する、三島さんの考えと見られるような文章もあったのも印象的です。
中盤まではまったりと貴族的な(?!)スピードで進むので、すっかり安心して雰囲気を楽しんでいたら、突然の出来事にあれやあれやと急展開。途中、清顕の言葉に呆れてしまったけれども、それこそが、自意識過剰で幼い少年からでた偽りの無い本心なのでしょう。老獪な蓼科の存在がちょっと面白かった。
破滅してゆく主人公の物語を歯がゆい思いで読んだ。文の装飾が最小限なら、半分以下のページ数になって、読みやすくなりそうな本。よく解らず素通りする部分も多かったけれど、面白い。4部作の最初ながら、これだけでちゃんと物語として読める。
久しぶりの再読。私が知る中で、尤も美しい日本語で書かれた小説がこれ。じっくりと舐めるように文字を追うのが楽しい。「こうして聡子は、清顕の心のコップの透明な水の中へ一滴の墨汁をしたたらす。」この一文が大好き。
300ページぐらいから一気に面白くなった。生きる死ぬの観念について訴えるものが今まで読んだ作品の中でも特に強く感じられた。
清顕は、幼馴染の聡子に結婚が決まったあと(そして天皇の勅許も降りた後)、自身の内にある聡子への思いに気がつく。そして、嘘をついて聡子との密通を重ねていく…。三島の「豊饒の海」は最高に好きな作品です。もうね、本当に大好き。それでも、1回目に読んだ時に比べて、今はもう少し清顕に対して冷静な距離をとれるようになってきたかな。本多くんをより意識して読んでいるせいかもしれない。清顕の聡子への思いは、おそらく天皇の勅許が必要不可欠なものだったのではないかと考えるようになりました…。三島ブーム再来!
4部作の中で一番好きな巻。 美しく格調高い文章。 とにかく硯の描写が素敵。どこに書いてあるかはぜひぜひ読んでみて!
老女・蓼科が伯爵と2人きりで話をするシーンは、あまりの業の深さに背筋が粟立った。 全体的に、なんて恐ろしいドラマなんだろう。 重厚なのに、ひどく薄っぺらいのは何でだろう。
☆まさしく三島クオリティ。文章の美しさだけではなく、内容もしっかりしている。4部作なので、一冊としての完結性はあるものの、まだ内容全体に関するに完結性はない。彼が思想や観念を文章に表すと、非常に美しくて身に入ってくる。それなのに読みやすい。圧巻の一言に尽きる。『生れ変りとは、ただ、僕らが生の側から死を見るのと反対に、死の側から生を眺めた表現にすぎないのではないだろうか。』
松枝清顕、本多繁邦=友人、学校で日露戦役の話M36.06.26「得利寺付近の戦死者の弔祭」清顕18歳、渋谷郊外の14万坪の敷地、紅葉山背景にした池、召使におどされた鼈、小径「お宮様」祖父、二人の叔父を祀る藤棚、藤棚に集う女たち、数知れぬほどの女たち、祖母、八人の付女中、母―都志子(つじこ)母は2人の女中を連れて毎日ご機嫌伺い。たえず変わる髪型、明治大帝の御幸相撲、父、松枝公爵の喜び、13歳、美しすぎることへのとまどい。飯沼17歳、清顕附書生。気に入らぬ、十八になった清顕。乃木将軍、院歌―学習院、清顕と本多
i-miya@灯れ松明の火
院歌―学習院、清顕と本多、同じ根から出た植物のまったく違うあらわれとしての花と葉であった、ボートー中ノ島三羽の鉄の鶴、決定的なものが欲しい。聡子ではないか、おおい、と快活に清顕、驚く本多、美しい聡子、しかし認めないふりをする清顕、おばあさんは聡子の大伯母の御門跡だ。月修寺門跡、不吉な発見黒い犬、頭が下にたれる「私が急にいなくなったら清顕さま、どうなさる」これで謎が解けた、とはればれする清顕。広大な幸福シャムの王子が2人日本に来て学習院に遊学することを知ってるか、知らん。マヌの法典、理性では推し量れぬ宇宙的
ナイス!
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08/04 07:27
院歌―学習院、清顕と本多、同じ根から出た植物のまったく違うあらわれとしての花と葉であった、ボートー中ノ島三羽の鉄の鶴、決定的なものが欲しい。聡子ではないか、おおい、と快活に清顕、驚く本多、美しい聡子、しかし認めないふりをする清顕、おばあさんは聡子の大伯母の御門跡だ。月修寺門跡、不吉な発見黒い犬、頭が下にたれる「私が急にいなくなったら清顕さま、どうなさる」これで謎が解けた、とはればれする清顕。広大な幸福シャムの王子が2人日本に来て学習院に遊学することを知ってるか、知らん。マヌの法典、理性では推し量れぬ宇宙的
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08/04 07:27
i-miya@灯れ松明の火
マヌの法典、理性では推し量れぬ宇宙的な法則輪廻をいかにも自然に提示している「行為は身・語・意から生じ、善悪いずれの結果も生じるものである」「人は心の結果を心に、語の結果は語に、身の結果は身に、受ける」理会する。蓼科の習熟したやりかた、ツバメがつくる一瞬に時ならぬ鍵裂き、飯沼の一瞬の躊躇、自分のみねへの附け文。聡子からの雪見の申し出、もう帰りましょうか、みねとのあいびきの場所提供、蓼科書庫の書籍について
ナイス!
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08/04 07:27
マヌの法典、理性では推し量れぬ宇宙的な法則輪廻をいかにも自然に提示している「行為は身・語・意から生じ、善悪いずれの結果も生じるものである」「人は心の結果を心に、語の結果は語に、身の結果は身に、受ける」理会する。蓼科の習熟したやりかた、ツバメがつくる一瞬に時ならぬ鍵裂き、飯沼の一瞬の躊躇、自分のみねへの附け文。聡子からの雪見の申し出、もう帰りましょうか、みねとのあいびきの場所提供、蓼科書庫の書籍について
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08/04 07:27


























