花の知識なんてまるでないにも関わらず、「ほお!」「へえ!」という感嘆の言葉が出てしまうほどに、この『フローラ逍遙』はおもしろい。それは澁澤の博識の深さ以上に、彼の親しみのある、そしてユーモアたっぷりの文章によるところが大きい。「澁澤って読みたいけど、難しそうで……」と思っている人にお薦めの1冊かもしれない。個人的には、「桜」の章で、吉野を訪れた澁澤が泊まった宿が、ウチの実家のすぐそばの宿だったという発見が、すごく嬉しかった♪
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(2) - 07/02
とも
えええええええええええー最後の一行に驚き。 それは嬉しいよ、嬉しいよ!!
ナイス!ナイス! - 07/03 09:09

ぐうぐう
そうなんですよ! 俺もかなりびっくりしました(笑)。ウチの実家は吉野の玄関口と呼ばれるところなんです。澁澤さんが、その宿をすごく褒めてくれていたのも嬉しかったなぁ。
ナイス!ナイス! - 07/03 09:17




ナイスした読書家さんと感想

下の方のコメントと似た経験なのだけど、渋沢の泊まった下市口の宿に僕も泊まったことがあって、妙に親近感を覚えたり。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 07/04

園芸としてのフローラに興味がない私でも、澁澤の書く観念としてのフローラには存分に魅せられた。天使でもあり悪魔的でもあり、エロティックでもあり楚々としたワビもあり。図版も大変美しく是非とも絶版のハードカバーを手に入れたい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/12

再読。冬なので美しい花の図版と澁澤龍彦の言葉が読みたかったから。かつて読んだ時より花を知ったので、時計草についての東西の認識の違いとか、蘭の花からユイマンス、プルーストに至る思考の経路とか楽しみまくりました。ああ・・やっぱり澁澤はいいなあ・・でも一番の文章はエズラ・パウンドの詩に始まる美少年と球根という話。まさかクロッカスの球根が・・・。敷居高くない澁澤本だと思います。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(2) - 01/29
Roy
ぎゃ!こんな本有るのですね!全然知らなかったです!チェックします♪
ナイス!ナイス! - 01/29 13:03

とも
これお勧めかも。何度となく見て楽しめるし。美しい図版が入ってるので、渋澤さんの文章も引き立つというもの。元々は大きな版があったけれど、そのあと平凡社ライブラリーがこうして文庫にしたのが偉いと思いました^^
ナイス!ナイス! - 01/30 07:32


Roy
★★★★★ 澁澤のフローラに纏わる文章は勿論のこと、挿入されている精密で繊細な植物画にしても、なんて美しい本なのだろうと幸せな溜め息がつい漏れてしまう本だった。で、ついつい欲深くなってしまうのだけれども、個人的に気になっている、なんて事も無い花「ツツジ」を入れて欲しかった。蜜が甘いツツジ、意味不明に街路樹としてそこら辺に植わってるツツジ、漢字で書くとひたすら難しい躑躅。前に一度、道に迷った時に見た、丸く刈られて群れを成したツツジに黄泉の世界の妖しさを感じた事があり、それ以来密かに魅せられている。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/17


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