ヨロズ
12歳の年齢差でどんなふうに恋愛が進んでいくのか粗筋からして興味津々だったのだが、ふたりの辛い過去と過去からの脱却というか昇華を交えながら、プラスなイメージを抱かせるいい終わり方だった。あさの作品にはいつも何かしらのメッセージがあると思うのだが、これに関しては赦すことなのかな。その赦す契機をもう少し書いてあるとベストかなと思わないでもないような。でも、純愛ぽくて面白かった!それにしても、この表紙は恥ずかしいw

あした吹く風
ナイス! ★★★★★ -
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- 01/10
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ナイスした読書家さんと感想
★★☆☆☆あさの作品を数冊読み、初めての恋愛もの。こんな作品も書くんだなぁ、と読み始めの印象。ボリュームもそれほどないのですんなり読める。願うならば、美那子の心のゆらぎをもっと、もっと書き込んでほしかった。読む側が苦しくなるくらいの、痛いくらいの想いを。この設定で三浦しをんさんが書いたらどうなるのだろう、としばし妄想。やはりこのさわやかさはあさのさんならではか、と一人納得。
17歳の少年と34歳の女性の、出会うことによって人を赦し変化していく話、になるのだろうか。あさのさんのは正直自分の中で当たり外れが若干あるのだけれどこれは中間。鈴のまっすぐな少年ぽさはやっぱりあさのさんの描く少年って思う。でも美那子がメインな分、所謂「大人」の感情との行き来が面白いといえば面白い。淡々としつつ溺れてる恋、ってかんじで。
若干、他の作品とかぶる主張をかんじるけれど、それはもうあさのさんだからと許容。そして十七歳の少年の描写は相変わらず鮮やか。ドキドキした。情熱的な雰囲気だけど文章自体は淡々としており、こちらもやや盛り上がりに欠けながら読了。でもドラマチックなものがあるより現実に沿っていて、居た堪れなくなることがなくてよかった。鈴が成長途中ながらいい男の片鱗を見せており、これからが楽しみだなあとおもった。
鈴も美耶子も辛い過去と、その過去の呪縛から逃れられない現在を持っていました。でも、内容も中途半端だったし、やっぱり17歳と34歳の恋愛物語なんてテーマで、あさのさんには書いて欲しくなかったな~。







