最近は色んな物が空から降ってまいりますが、この作品もある物が降ってきます。似た感じのした作品『海辺のカフカ』を読み返したくなりました。併録されている「つぎの著者につづく」は、好き嫌いがかなりはっきり分かれるのではないでしょか。私は自分の無知さに嫌気がさしました。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 06/23



ナイスした読書家さんと感想

『オブ・ザ・ベースボール』 その町は、一年に一回くらい空から人が落ちてくる。それを打ち返すレスキューバッター、それが主人公だ。こう書くと常軌を逸した前衛不条理文学であり、事実、主人公は日本文学離れしたスーパークールさだが、中身はどうして卓越した思索性、思索し行動する人間と外界のカオスを描いたという意味で正統的な純文学にも読める。ただのバカ話としても読んでも凄くシュールで空から人が降る現象をめぐる人々の考察が面白いし、普通に主人公に共感しても、シシュポスの神話的な主人公に感情移入してしまう。謎の名作
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(4) - 09/27
白義
そして何より、主人公が参照するテクストや足を運ぶ土地が、ピエール・メナール(ボルヘスの書評でしか存在を確認できない謎の作家)やカフカの城を現実のものとして前提していて、いわば現代文学が作り上げた世界が、架空、実在を問わず一人の作家の旅路に埋め込まれ読者を楽しませるんである。 これはもう、文学ファンに最高の世界を提供するn次創作であり、現代文学好きによる現代文学好きのための作品といっても過言ではない。注釈、本文ともに異様の高密度、必読の大傑作だ
ナイス!ナイス! - 09/27 12:31

白義
オブザベースボールはキャッチャーインザライへのアンサー的な作品だけど、こういうヒットを返されたらサリンジャーもさぞかし困るだろう。しかし、ライ麦畑のキャッチャーへの、ファウルズのバッターからのアンサーは、多分何か肯定的なのはなんとなくわかる気がする
ナイス!ナイス! - 09/27 12:42



オブ・ザ・ベースボール

最近は色んな物が空から降ってまいりますが、この作品もある物が降ってきます。似た感じのした作品『海辺のカフカ』を読み返したくなりました。併録されている「つぎの著者につづく」は、好き嫌いがかなりはっきり分かれるのではないでしょか。私は自分の無知さに嫌気がさしました。
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