ぽわん
最近は色んな物が空から降ってまいりますが、この作品もある物が降ってきます。似た感じのした作品『海辺のカフカ』を読み返したくなりました。併録されている「つぎの著者につづく」は、好き嫌いがかなりはっきり分かれるのではないでしょか。私は自分の無知さに嫌気がさしました。

オブ・ザ・ベースボール
ナイス! ★ -
コメント(0)
- 06/23
Tweet
share
ナイスした読書家さんと感想
『オブ・ザ・ベースボール』 その町は、一年に一回くらい空から人が落ちてくる。それを打ち返すレスキューバッター、それが主人公だ。こう書くと常軌を逸した前衛不条理文学であり、事実、主人公は日本文学離れしたスーパークールさだが、中身はどうして卓越した思索性、思索し行動する人間と外界のカオスを描いたという意味で正統的な純文学にも読める。ただのバカ話としても読んでも凄くシュールで空から人が降る現象をめぐる人々の考察が面白いし、普通に主人公に共感しても、シシュポスの神話的な主人公に感情移入してしまう。謎の名作



