ガラクタリズム
読み応えがある小説。どちらかと言えば、語りの部分の方が好き。セオリーな感じがしつつ、けれど独特な言い回しと世界観に満ちている。これを日本語で表現するのは非常に難しかったんじゃないかな。だから、難解な日本語が多いのかもしれない。だけど、その雰囲気が好きだから、頑張って最終巻に挑みたい。

アラビアの夜の種族〈2〉 (角川文庫)
ナイス! ★★★ -
コメント(0)
- 06/23
Tweet
share
ナイスした読書家さんと感想
[★★★★★]サ? サフィ? サフィアーン!再読のくせに思わず吹き出すこの語り。ところどころに入る関西弁といい、翻訳という体裁を逆手にとった表現が古川日出男らしい。もしかしたら「奇妙奇天烈、摩訶不思議、奇想天外、四捨五入、出前迅速、落書無用」というフレーズが似合う唯一の本じゃないか?
段々と迷宮ゲー的要素が強くなったり登場人物の語り口が軽くなったりしているが、フランス軍の接近につれナポレオンと関係ないところまできな臭くなっている。アイユーブの奏上した奇策はまず間違いなくウソだろうと思うが、何がしたいのかは霧の中。最終巻へ急ぎたい





