てまり
なるほどこれは、北村さんの円紫師匠シリーズとよく似た雰囲気だ。謎解きの過程で罰せられるべき悪意が見えることもあるが、ちょっとした気持ちの掛け違いや行き違いから生じる事件がほとんどで、 まぁ現実はさほどきれいごとでは済まないだろうが、後味の良さが身上かなと思う。先の読めない謎解きを楽しめました。

三人目の幽霊 (創元クライム・クラブ)
ナイス! ★★ -
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- 02/27
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ナイスした読書家さんと感想
落語を絡めたミステリは、円紫師匠シリーズと梅寿師匠シリーズを読み、気に入っています。この作品も、特に5編の中では「患う時計」が好きでした。
落語専門誌の担当になった新米編集者・緑がマイペースな編集長・牧の人並み外れた洞察力に振り回されながら事件を解決していく。『三人目の幽霊』『不機嫌なソムリエ』『三鶯荘奇談』『崩壊する喫茶店』『患う時計』の短編5編。敵対する二つの一門、名跡の跡目争いなどを題材にしつつ、高座のシーンでは落語の有名どころを知ることもできるのも興味深い。『三鶯荘奇談』は他の4編と違い、主人公の緑自身に危険が迫るので、読んでいて一番緊張感があった。




