寧々子
干上がる間際、その反動で女を溢れさせ、獣への変身を遂げる。肉感的なものはいつも怖い。そんな私の神経質さを、女鹿、すずめ、野うさぎがよくもまあと嘲笑う。いやでも君たち、首にりぼんを巻かれているだろう。そう言い返したい、些細な反抗心。

ことば汁
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- 06/19
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ナイスした読書家さんと感想
★★★★★ 大好き。皆さんおっしゃてるように、現の世界から幻想の世界へ移行する境目がとても自然で、それが独自の特異な世界であっても、ふわりと跳ぶ感覚で入れるのが非常に心地よい。また、その世界が美しいだけではなく、退廃的な面妖さを兼ね備えているのがとても好き。
とにかく文章が巧い!日常が、幻想へと移り変わっていく様が、実に自然で違和感がない。凄く不思議な話なのに…。作者と同年配である50才前後の独身女性の生活と心情がリアルに描かれ、そのことが、この幻想的な不思議な話に、意外とありそう…な現実味を持たせているのでしょうか。







