からり
安楽椅子探偵の連作短編集かと思っていたので、予想外。重くやるせない話ではある、が非常にスリリングで面白かった。キジマが魅力的。いろいろ怖いところもあったけれど、気がつくと戻れないところまで来てしまっていたというとある登場人物の言葉が一番怖かったかも。

トーキョー・プリズン
ナイス! ★★★★ -
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- 06/14
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ナイスした読書家さんと感想
なかなか読み進められず、後半になってやっと一気読み。ジョーカーゲームのような展開の早さはなく、何度も眠りを誘われました。ラストは切ない。この時代を生きた人でしか知らないだろう苦しさが伺えました。
★★★★☆戦犯になった日本人の心の闇をえぐっている。オウムのトリックには???というところがあったが、意外な真犯人にさすが!である。これにも日系兵が描かれている。
戦争が残した人への傷跡や状況によって変わる大衆心理、戦争の責任は誰にあったのかという問題を深く、抉り出した作品で戦争や人間の狂気について深く、考えさせられました。また、文化の違いを知らないことによる行為の受け取り方の違いもこの本では問題にしています。この本を読んでいる間、「野火」や「鬼一口」、「警官の血」など戦争中の兵士が体験した出来事を描いた作品を連想しました。多分、多くの人が回避しているであろう誰もが戦争の被害者にも加害者にもなるという考えををこの本で突きつけられ、身をつまされています。






