ぽん
【図書館】どれも良かった。「赤頭巾」を読んで歯医者に行かなきゃと憂鬱になってしまった。

空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 06/13
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ナイスした読書家さんと感想
再読。全体に凛とした雰囲気があります。登場人物は皆知的。さらっと知的水準の高い会話を繰り広げており、読む私には羨望。このシリーズ、「私」が成長していく姿が読めるのも良いですね。
期待しすぎたかなぁという感じだったけど、日常の謎の先駆け的存在ということを考えれば楽しめた。正ちゃんのキャラがよかった。「赤頭巾」が好み。もう少し文学と落語の知識がつけば再読で小さな楽しみが見つかるかも。。途中から好みの感じになったので、次作『夜の蝉』を読むまで、好きor嫌いの最終判断は保留。
面白かった! ふわふわとなめらかな、不思議な雰囲気がすてき。たくさん出てくる本の名前ににやりとします。一瞬ひやりとするような真相にふうと詰めていた息を吐いてしまう。赤ずきん怖い……! ふんわりしているようで、なにげなく容赦ない。だけどもその締めくくりがあんなに優しい話だったことに胸が温かくなります。それにしても主人公の、旅先でサラッと開く本が「梁塵秘抄」だったのは感服しました参った! なんという女子大生だ、すごい。
日常の中に潜む謎。円紫さんが主人公と共にその謎を紐解くとそこには人の数だけドラマがありました。普段何気なく過ごしていると気づかないけれど世の中は謎に満ち溢れているのでしょう。そんなことを考えてしまうほどリアリティのある素敵なお話でした。各話の締めがとても好きです。
お話は大変面白くて楽しめたのだが、女子大生の"ありふれた"日常生活というにはちょっとムリがあるぞ。ほんの20年前のリタラリーなのにね。主人公女子大生の名前は内緒なのか?それともキミちゃんなのか?
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 10/27
北村薫が1989年に出した、彼のデビュー作が本書である。今でも変わらない、北村らしい丁寧な文章である。タイトルの「空飛ぶ馬」他5つの中篇集であり、ライトな青春謎解きミステリーである。青春というのは、主人公が文学部に通う女子大生ということなので、そう思っているのだが、このミステリーは殺人などの事件性はない。むしろ探偵役が落語家で、古典落語がキーワードになっているためむしろ人情的なミステリーということになる。落語好きの僕にとっては、このシリーズが好きになってしまいそうだ。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 04/05
『飲めば都』が非常に良かったので、デビュー作まで遡って。こちらもとても良い。19歳の女子大生の日常の謎を、落語家・円紫師匠が解決する日常のミステリー。師匠できすぎ!かっこよすぎ!『飲めば都』のような爆笑するような文章ではないけど、所々でのニヤリが堪らない。「この人ですか」「ーー師匠の隠し子とゆうのは」さすが落語家。そうくるか(笑)最初はてっきり円紫師匠は独身かと思ったのになーヽ(´o`;続編もいきますよ~!
北村薫「空飛ぶ馬」読了。噺家春桜亭円紫と主人公の女子大生【私】のキャラクターが魅力的。カバーイラストが高野文子。巻頭に宮部みゆき。否応なしに期待値上がります。さくっと読める推理小説だけど心の機微にじーんとします…続編の夜の蝉、秋の花、六の宮の姫君も用意してますので次いってみよう。
おもしろいコンビで新鮮。でも少し付いていけない部分も・・・全体的にはおもしろかったです。
読友さんのおすすめで『円紫師匠と私』シリーズ読んでみた。書かれた時代が今から20年以上前ということで、色々な場面に「少し昔」感が感じられるが、知が勝ったとても品のいい女子大生の「私」と探偵役の落語家・円紫師匠のゆったりとした会話が心地よい。さすが元祖・日常の謎作家、人は死なないが『砂糖合戦』『赤頭巾』などは人の悪意や、普段の印象とは違う裏の顔なども描かれ、読み応えがあった。そして地の文が美しいので、すっと染み入る感覚がいい。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 07/01
初めてこの本を読んだのはもう10年以上も前になります。以来、ページを開く事はありませんでした。先日、著者の別作品を読み、登場人物達の行く末を案ずるあまり気持ちが暗くなりました。そんな時「温かい話が読みたい」と手にとったのがこの本でした。落語家の円紫師匠と私が出てくる事と日常の細やかな不思議の謎解きをするのは憶えてましたが、内容は忘れてました。読了後、温かい話=このシリーズ とした自分の選択…記憶は間違っていなかったと満足しました。表題作はカイロのようにほっこりした温かさです。
日常に隠れた不思議な出来事の謎を解くお話。文章が上手い。落語を知らないので、比喩などぜんぜんわからず、勉強不足で悔しいです。円紫さんや世の中の天才と呼ばれる方の落語はぜひ聞いてみたいなと思いました。【ネタバレ注意】赤ずきんの描写が面白かった。この絵本がとても読みたい。(結末はどうにも嫌な感じですが)。主人公の名前が出てこないのが徹底していてすごい。落語で雨の話を聞き、外に出ると雨が降っていないのにびっくりした…というくだりが好きでした。
「ベッキーさんシリーズ」が好みだったので今更ながら北村作品への道に。これが「円紫シリーズ」ってヤツか~。この作品も上品で知的ですね。あとがきに『わかるひとにはわかる“遊び“が仕掛けられている』ってありましたが、いささか自分の知層の薄さを嘆きました^^;主人公である女子大生がつぶやくシーン【『神様、私は今日も本を読む事が出来ました。』そして眠りに就くのである。】に至福を感じます。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 06/10
主人公の人物像がそうさせるのか、文章がすごく澄んだイメージを受けた。私と円紫さんの距離感が絶妙で、それが円紫さんの暖かさや作品全体のよさを出してるのかな。『赤頭巾』から『空飛ぶ馬』の流れで思わず心もほっこり。
北村薫さんがまだ「覆面作家」だった頃の作品。主人公は文学部の女子大生である「私」と、大学の加茂先生の仕事がきっかけで知り合った「円紫」さんという噺家さん。「私」が遭遇する謎を円紫さんが解くという連作長編。第1巻目のこの本には「織部の霊」「砂糖合戦」「胡桃の中の鳥」「赤頭巾」「空飛ぶ馬」の5編が収録されている。どの話も「私」の身近で起る小さな謎を円紫さんが解き明かしていくのだが、殺人などの陰鬱な事件ではなく、人生の機微を感じさせるエピソードで、不思議な読後感を与えてくれる。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 03/06
このデビュー作は本当に傑作だと思う。日常、普通の私、落語家、そして小さな、でも棘のように引っ掛かる謎。合間に出てくる日本文学談義も、面白い。
文学科の女子大生をワトソン役に落語家をホームズ役に配した連作ミステリ第一集。女子大生と落語家の取り合わせが斬新で、好奇心旺盛な彼女が日常に顔をのぞかせる謎を拾い上げ、師匠たる落語家がそこに関わる人物の過去を読み解いていく。主人公の「わたし」の無垢で知性的な成り立ちが爽やか。
ごまポンから借りたので。日常に垣間見えるミステリが起こす、小さな奇跡の連作って感じ。『佐藤合戦』と『赤頭巾』が好みかなぁ。読みやすかったです。
落語が聞いてみたくなる。主人公と本に対する感じが自分と似てるとこあるなーと思った。毎日1冊なんて読めてませんが…
★★☆「夜の蝉」「秋の花」のスタートとなる作品です。形式はどの本も同じですが、内容は「夜の蝉」の方が秀逸でしたね。作品中に主人公が読んだ本が沢山出てきます。もし、それを読んでいたらもっと面白かったかもね。
傑作!!“本を読む”ことに幸せを感じ、この作者に出逢った事が最大の幸福。
日常ミステリーの元祖的作品なのかな。落語が物語に掛かっている(と思う)ので、詳しければなお面白いのかもしれない。円紫師匠は探偵通り越して、殆ど千里眼クラスだな。人が生活すれば小さな謎は生まれ、喜びの「空飛ぶ馬」も恐怖の「赤頭巾」も生み出す。人間の奥深さが日常のミステリー。
朝霧を読んで社会人になった「私」を見ているので、19歳の「私」はまだ少し幼い気がした。 優しい世界感の中にあらわれる悪意にドキッとした。
おもしろかった。自分自身のせいだとは思うが、読んでるとテンポはいいんだけど、たまに引っかかる部分が出てきて少々気になった。話自体は好きなので、続編も読んでみようと思います。
今どきこんな子いるのかしら、と思うような地味な「私」。この歳でここまで落語や国文学にに詳しい、しかも落語家の追っかけをしている女の子もいるまいね、と思いましたが彼女にはしっくりはまっていて違和感がない。生真面目さが嫌みになっていない。『赤頭巾』では、大人の醜さに少し打ちのめされた感のある「私」ですが、そのあとに、しかもラストに『空飛ぶ馬』を持ってきたのがすばらしい。生きていく上ではきれいごとだけではすまないこともある。でもね、人間て捨てたもんじゃないでしょう?という円紫さんの笑顔が目の前に浮かぶようです。
今年の読み納めにぴったりな短編集でした♪
日常の謎系はあまり読んでこなかったので、北村作品もまだベッキーさん3部作のみ(汗)
先日、北村先生の講演会に参加したので、がぜん興味が湧いてきたところです!
北村先生は、少し古風だけど好奇心旺盛な女子大生の「私」のようでもあり、全てを大きく包み込んでくれる円紫師匠のようでもありました。
そして、裏切られるようなことがあっても、きっと人間の善良さや優しさを信じ続けている人なんだろうな〜と思います。
特に『空飛ぶ馬』が大好きです♪
北村薫作品初読みです。読者ブロガーさんの間でも評判が高かったので読んでみました。正直…途中までは苦手でした。人間の醜さとか悪魔的な部分が描かれてるのと、円紫さんが話を聞いただけで謎を解いてしまうお手軽さが、ちょっと…と思ったんですが、最後の『空飛ぶ馬』を読んで印象はひっくり返りました。すべてはこの心温まるエピソードへ持っていくための伏線だったのね。「私」の心の成長ぶりが良かったです。
十数年振りに再読。殺人事件の起こらない《日常の謎》のミステリ。探偵役は噺家の円紫師匠、文学部の女子大生がワトソン役をつとめているので、落語や文学、童話、演劇などのエッセンスが多々散りばめられている。そのエッセンスとミステリ部分の導入と配合は秀逸。また、日本語っていいなぁと思わせてくれる文章は、作者の人に対する暖かさと優しさが伝わってくる。それでいて人間の醜さ、嫌な部分も同じ透明感のある文章で描かれていてドキリとさせられる。知識がなくても面白いが、落語と文学に詳しいと数倍楽しめる。もっと読まれてもいい秀作。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/07
日常の謎と言ったら一番に名前が挙がる作品を読みました。15年以上昔の作品なのに全く古さを感じませんでした。女子大生の日常生活とそこで体験する謎の部分が見事に嵌っていて楽しめました。北村薫が時折投げる変化球的表現も読んでいて心地よかったです。読めば読むほど、女性が書いたとしか思えない作品です。。すごい。何度でも楽しめる作品ですね。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 06/25
日常の事件(謎)の話やから安心して読んだ。正直な話、落語や演劇や本などの知識が無い自分には何の引用か分からんし、説明自体も難しかったので1話目で挫折しかけた・・・。せやけど『夜の蝉』を既に買ってるので無理矢理読んだ。結果、読んで良かった。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 08/16








































