Sizenote
[★★★☆☆]作者本人が言っている通り、旅の詩情と孤独が溢れているミステリですね。火村シリーズで作中人物の有栖川が時折見せる、夢想やロマンへの憧憬が全面に出てきている感じでしょうか。ロジカルな部分を中途で放っているけど、その半端な感じが、ラストの狂気をうまく煽っているのでこれはこれでありだと思います。ミステリではなく、読み物として○。

幻想運河 (講談社文庫)
ナイス! ★★ -
コメント(0)
- 06/11
Tweet
share
ナイスした読書家さんと感想
イカレてます。有栖川さんの狂気が爆発してる怪作。個人的にはかなり好きです。ドラッグでトンでる場面では、文を視覚的に表した試みが斬新。てゆうか怖かったです。実際に経験されたのか気になる所ですが…そしてなんという暗黒展開。謎解きはもやもやしますが一応してます。作中作の小説や「バラバラ→薔薇薔薇」なんていう中二なセンスがけっこう好きです。アナグラムも◎。有栖川さんが時折見せるダークサイドが好きな人は必見。



![[★★★☆☆]作者本人が言っている通り、旅の詩情と孤独が溢れているミステリですね。火村シリーズで作中人物の有栖川が時折見せる、夢想やロマンへの憧憬が全面に出てきている感じでしょうか。ロジカルな部分を中途で放っているけど、その半端な感じが、ラストの狂気をうまく煽っているのでこれはこれでありだと思います。ミステリではなく、読み物として○。](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51R4G0NA8WL._SX120_.jpg)
