ごまポン
加納朋子作品を次々と読破中だけど、続編の「虹の家のアリス」から先に読んでしまったのはミスだった。サラリーマンから私立探偵になった仁木順平は、理想とは違う暇な日常を過ごしていた。そんな彼の前に現れた、助手志望の美少女・安梨沙。二人が出会う7つの事件の物語。不思議の国のアリスのモチーフがあちこちにあるのが楽しい。仁木と安梨沙のコンビ、実は安梨沙の方が探偵には向いていたりして…。自由な発想を持つ謎だらけの安梨沙に振り回される仁木さんの様子が面白かった。「中庭のアリス」「地下室のアリス」「最上階のアリス」が好き。

螺旋階段のアリス 文春文庫
ナイス! ★★★★★★★★ -
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- 05/28
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ナイスした読書家さんと感想
★★★★ 日常の謎を描きながらも、どこか現実離れした世界。道義的にどうかはともかく、「最上階のアリス」が好きです。
早期退職して探偵を始めた主人公の探偵事務所に迷い込んだ安梨沙の、ふわんとした存在感ながらも鋭い感覚のギャップがおもしろいです。そしてルイス・キャロルの世界を取り込んだ推理も軽やか♪表紙と題名からちょっと怖めの話を想像していたのに、いい意味で裏切られます(*^_^*)それにしても仁木探偵、その程度の観察眼では看板おろさないとー(;^_^)
最近なかなか「日常の謎」タイプの本でいいものに出会えず、積読から発掘。新米探偵と美少女助手が解き明かす事件。そうそう、やっぱり加納作品は最高です!やさしい文章ながら謎の解明はきちんとしていて、「不思議の国のアリス」との関連つけも違和感なくすっと入れる。仁木の奥さんとの話がとても好き。いい時間をくれる本です。続きも読んじゃおうっと。
先日読んだ「蒼林堂古書店へようこそ」で紹介されていたので興味を持って読了。早期退職し探偵業を始めたばかりの男(仁木)の元へ、ゴージャスな白猫と共に突然現われ探偵助手として働く事になったアリス(安梨沙)。探偵業にハードボイルドなイメージを持つ仁木の思いと裏腹に、どんどんフリルとレースと花柄ティーカップに侵食されていく事務所が笑えました。そんな彼らの7つの短編には善意の裏側の暗闇をチラリと覗かせつつも人間に対する暖かな目線も感じられます。不思議&鏡の国のアリスの知識があれば一層楽しめそうです。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 09/05
おもしろかった!やっぱり加納さん好きです^^50代で心機一転(?)探偵事務所をひらいちゃった仁木と見た目アリスみたいな助手のアリサのコンビのお話。不思議の国、鏡の国のアリスに絡めているのがすごく楽しいです。でもなんだか少し切ないのが多いかな。日常のちょっとした謎だけど、でも一人ひとりにあてていくと切なくて儚かったり、苦しいけど幸せだったり。見た目合わない二人ですが、コンビとしては最高で、素敵な探偵事務所のお話でした^^次も読まねば!
大企業を早期退職し、私立探偵になった仁木順平と、押しかけ探偵助手・市村安梨沙のコンビによる〈日常の謎〉の連作短編集。/アリス作品をモチーフとした各短編は、ミステリとしては弱いものの、解明の後に、現代人の心の風景(主に夫婦のあり方について)を浮かび上がらせているのが秀逸。裏テーマは、“パートナーにイノセンスを求めるエゴ”でしょうか。/収録作では、生活能力のない夫が、長年献身的に支えてくれた妻から何故か頻繁におつかいを頼まれるようになった――という謎を扱う「最上階のアリス」がベスト。ホワイダニットの傑作です。
ほんわかミステリ、なのかな。派手な事件は起こらないけれど、しっかり謎解きしている。表紙はアリス原典をイメージしているのだろうけど、もっと可愛らしいものにすればとっつきやすいだろうと思う。少しもったいない気も。










