ミツ
う〜む、これは西澤保彦のファンにならざるをえない。
現実的に実行可能なトリックを用いた新本格というジャンルに超能力というトンデモSF設定を持ち込み、かつパズラーとしてちゃんと成立しているのだからすごい。
登場人物もちゃんとキャラ立ちしていてライトノベル的気軽さでさくさく読める。
かと思えば男女関係を巡るアカデミックなジェンダー論が展開されたりしてなかなか侮れない。

幻惑密室―神麻嗣子の超能力事件簿 (講談社文庫)
ナイス! ★★★★ -
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- 05/30
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ナイスした読書家さんと感想
シリーズ1作目。超能力によって時空から閉ざされた社長宅で起こる密室殺人。誰が超能力者なのか、犯人は誰か、どんな能力でどんな制限があるのか、というルールの厳密さが、まさにSFミステリの巨匠といった内容。あとがきによると、短編の『念力密室』は、意図的にトリック(超能力)を均一にしたようで、それがかえって食傷気味だった。それに対して長編のこちらのほうが「本格パズラー」としての面白さが強く出ている。男女間のもつれの喜劇的な面白さと結末の意外さもあって全体的に楽しめた。全くの余談だけど、田中芳樹の解説も面白かった
超能力で犯罪が起きるって設定は基本的に反則になりそうですがこれは有りですね(笑)本当によく考えるな~って感心してしまう。あんなところが伏線になてたりして(笑)主人公たち3人の関係も読んでいて楽しいですね(笑)このシリーズは短編集の『念力密室』から入りましたが長編もいいですね。ちょっと説明とか容疑者たちの証言が長すぎたりして短編のほうがあっさりしていて好みではありましたが(笑)とりあえずこのシリーズは全部読んでみないと(笑)






