ちょろいも
優雅であり、高尚だけれどもけしてスノッブではない、その真摯さをこそ見習いたい。

春になったら苺を摘みに (新潮文庫)
ナイス! ★★★★★★★ -
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- 05/29
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ナイスした読書家さんと感想
なんてストイックなんだ、というのが最初の感想。作中漂う清謐さが小説と変わらず、「ん?これ、エッセイだよな?」と思わず確認したくなりました。題材は戦争のことだったり、自閉症のことだったり、決して気軽に読める物ではないけれど、小説と同じく、こちらも繰り返し手に取りたいと思わせる内容でした。梨本さんは作家としてというより、もう人として好きです。多分。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 04/08
梨木ほど、他者との微妙な懸隔を鋭敏に感受して、それを「生(き)」のままに、文章化できる作家は、そうそういない。ああ、彼女は他者の到来を歓迎しながらも、逡巡し、その境界線に驚嘆しながらも、ひとにとっての「家」というものを問い続けていたのだなあと、つくづく読みながら感じた。「家」とは、流動的なものであり、その境目さえも、たえまなく破砕されては生成される運動態のようなものかもしれない。ということは、「家」とは、「ここ・ではない・どこか(no place)」のことなのだろうか。(コメに続く









