眠りん
【図書館】誰もが直面するであろう老人介護について、麻痺した手足を切断というAケアが衝撃的。介護現場を綺麗に書いていないところが良点でした。確かに介護する側も効率的に介護でき、介護される側も気負うことがなくなり一石二鳥の方法にはなりますが、しかし本当にそうなのだろうか?と疑問に思いながら読みました。この本は今まで見ないことにしたり、先送りしてきた問題を早く考えて取り組めというメッセージだと感じました。世間の対応方法も非常に興味深かったです。

廃用身 (幻冬舎文庫)
ナイス! ★★★★★★★★ -
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- 05/27
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ナイスした読書家さんと感想
知人の薦めで読んだ。始めはミステリーや話題作が好きな知人が、何故この本を薦めたのかさっぱり分からなかった。老人介護の現状を書いたフィクションだと思っていたからだ。無知な私はこんな治療方があるのか?と眉間にシワをよせながら、読むんじゃなかったと思いながら読んでいた。あまりにキツい内容だからだ。後半は一転してページを捲る手が止まらない。逆に気持ちが大分楽になっていった。主題が老人介護から主人公の医師そのものに変わっていたからだと思う。読み終わって今は、やはり読みたくなかった本かも…。フィクションで何より。
医者繋がり。なんかスゴイ小説読んじゃったーという感想。間違いなく面白く、手が止まらない。前半の文章に物凄い説得力がある。神秘的な体験談が載ってる何かの宗教のパンフ、その教祖が書いた入門書的な、平易な文章が展開され、これはいい、これはいい、と押してくる。一抹の気味悪さ。後半、Aケア叩きのマスコミの話が始まり、医師に肩入れしたくなるのだが、どうも「いい先生」だけでもなさそうな。最後までAケアの是非はわからず、今でも半分洗脳されている。もう上手すぎw ラストで一粒種に過酷な人生を背負わせたのは、作者がSだから?
難しい。漆原先生の言わんとすることはわかるし、その意義も納得できる。でも、それをあっさりよしとする事はできない・・・っていうか、してはいけない気がする。さりとて、差し迫った状況というのは現実あちこちにあるのだろうと思うと、良し悪しを考えてしまう事自体、私にとって今はまだ対岸の火事だからなんだろうな。読みながら何度か身近な事として考えてみたが、私自身がそうなった場合は切られる事を選ぶ気がするけど、親がそうなったら、「切って」とは言えない。でも、親が強く望んだら・・・。う~ん、難しい。とにかく難しい。。。。
敬老の日も近いので介護問題について考えてみよう、ぐらいなライトな気分で読んだら大失敗。今まで人がおもちゃのように殺される小説も読んできたけど、まあ小説だしと気持ちが滅入ることはなかった。でもこの話は精神的なダメージが大きかった。怖いわけじゃなく、良心や倫理とかに迫ってきて試されてる感じ。自分自身だったら?身近な人だったら?色々と考えてしまう話でした。構成もおもしろく、一気読み。ただ、謎の手紙の犯人の流れは惜しいというか、いらなかったかな。
医者出身のベストセラー作家だとえらく持ち上げられていたのが気になったが、それ以上にこの小説の大きなポイントである、まひしちゃった腕や足を切除してしまうというアイディアが気になったのだ。先日祖母を見舞った帰りに立ち寄った古本屋さんで発見、即購入してしまった。 久しぶりに寝る間を惜しんで読了。
[★★☆☆☆]ノンフィクションを装ったフィクションとして、リアリティは抜群。衝撃的な内容だけど、現実に則して周辺問題が考え尽くされていて、思わず納得してしまう。提起された問題が問題だけに、簡単に読み過ごせない考えさせられる一冊。読む人を選ぶ本なので、背表紙のあらすじを先に読むことをお薦めします。










