nora
好きだったり嫌いだったり、引っかかったり納得したり、退屈だったり感動したりした言葉を、鍋にどんどん放り込んで、読んだ本をぼうぼう燃して煮込むと、ことば汁の出来上がり。熟れた手つきで小池さんが、奇妙な形の貝杓子ですくい上げたのが『女房』他5篇のお話し。たった6杯でも大満足すること請け合い。

ことば汁
ナイス! ★★★★★★ -
コメント(0)
- 05/17
Tweet
share
ナイスした読書家さんと感想
言葉によってイメージ豊かに紡がれる物語に幻惑させられる。いつしか変容し歪んでいく現実、忍ばせた少量の毒がいい。「すずめ」「野うさぎ」「りぼん」が好きって、どの話も好き好き。
とにかく文章が巧い!日常が、幻想へと移り変わっていく様が、実に自然で違和感がない。凄く不思議な話なのに…。作者と同年配である50才前後の独身女性の生活と心情がリアルに描かれ、そのことが、この幻想的な不思議な話に、意外とありそう…な現実味を持たせているのでしょうか。








