tomioka
落語家・立川談春が立川談志に入門し、前座から二つ目、真打ちに昇進するまでのエピソード。師匠と弟子とのやり取りの中に満ちた師弟愛に感動。「よく芸は盗むものだと云うがあれは嘘だ。盗む方にもキャリアが必要なんだ」や「己が努力、行動を起こさずに対象となる人間の弱味を口であげつらって、自分のレベルまで下げる行為、これを嫉妬と云うんです」などといった家元の発言にも含蓄があるが、師匠の意図を汲み取る著者にも師弟関係のあり方というものを感じさせてくれる。

赤めだか
ナイス! ★★★★★★★ -
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- 05/13
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ナイスした読書家さんと感想
今や談春師匠の寄席はプラチナチケット。落語家を志し、談志師匠に入門。前座時代から真打ちになるまでの日々を綴っている。談志師匠に対する愛情と、前座時代の様々なエピソードから、立川談志という人間の凄さも伝わってくる。立川流一門の内情はとても面白く興味が尽きなかった。芸の伝承とは芸を教えるのではなく、絆を深め、人を育てること。小さん師匠と談志、談志師匠と談春、それぞれに繋がる師弟関係の奥深さは、胸に込み上げてくるモノがあった。落語に興味のない人にも読んで欲しい傑作。噺家だけに語り口の文体もなんとも味があった。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 10/29
厳しい徒弟制が今も残る、数少ない芸能・落語の世界。反逆児と言われる立川談志だが、その芸の深さに惹かれて弟子入りするきっかけから二つ目昇進までのエピソードが綴られる本作は、落語に興味が無い人でもおもしろく読めると思う。談志のちょっとかわいいエピソードなど、クスリと笑ってしまう場面もしばしば。とてもよかった。図書館本だが、手元に欲しい。
師匠と弟子の関係って家族のような恋人のような。でもきっちりと線を引いた、他人としての厳しさもある。破天荒かつ人間味あふれる談志の言動が面白い。人の心を見抜いて、時折刃物のように鋭い言葉で斬る談志。嫉妬の話が特に心に残った。
お店にきたときの態度が最悪で逆に気になって本を読んでみました。本の内容は面白かったですね(笑)立川談志との師弟関係の話はよかった(笑)「師匠なんてものは誉めてやることぐらいしか弟子にしてやれることはないのかもしれん」って言葉が良かった(笑)それに嫉妬についての話も(笑)人間的にあまり好きではないけど確かに立川談志や談春の落語ってうまいな~って思うけどヤッパリ理由はあるんですね(笑)
なんだ、この傑作は!下手な小説より百倍面白い。話芸に生きるからこそ書ける、生き生きとした文章、絶妙の間、落ちの付け方。多くの作家が泣いて悔しがるのではないか。
談志師匠に惚れての前座修行は青春小説のようでもある。☆5つ。
笑えてじんわり泣ける。談志への愛をひしひしと感じ、談春フィルターの目でみた談志は人間味ある温かい人で惚れました。「ちりとてちん」もよかったけどドラマ化したらそれ以上になりそうな予感。談志を演れる役者がいないか・・。タイトルは、談志が大きくなるようにと金魚に餌をやるも、ちっとも大きくならない「赤めだか」。でもその大きくならないところも師匠は愛してる、ってとこに自分自身をかけてるんでしょうね。









