kajika_eps
色んな意味で味わい深い

ユージニア (角川文庫)
ナイス! ★★★★ -
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- 04/28
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ナイスした読書家さんと感想
まるでマトリョーシカ。各章ごとに証言者によって語られる事件が、だんだんとその印象を変えて輪郭をあらわにしていく。一章一章読み進めていくのが、マトリョーシカみたいに外殻を外していく作業のようで。静かな引力に夢中で引き込まれてしまった。どんな歴史も事件も、その人が本当は何を考えていたのかなんてわからない。それが本当のリアリティの追及なのかな。真実ってなんて曖昧で不透明。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/01
事件に対してのさまざまな人のインタビューを見ているような形式。独特で淡々としていて、抑揚があまりないのだけれど、どんどん引き込まれていく。金沢が舞台なのだけれどもどこか異国を思わせるような雰囲気。恩田陸の世界にどっぷり疲れました。面白かったです。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 09/04
人は、自分のイメージで犯人像を作り上げてしまう・・・というテーマはよくわかったし、独特の構成も面白いと思ったんだけれど、なんか割り切れないのは、最初の毒殺事件とはまったく関係のないところで死んでいる人が、一人いることなんだよね。古本屋の裏にすんでいた一人暮らしの老人。この人が死ななければならなかった理由はあまりに理不尽で、そんな理由で人が人を殺しちゃいけないでしょ? と思っちゃって、そこだけ必要以上に浮いている気がしました。本当に殺されたかどうか微妙ではあるんだけれど、これが殺人ならこの犯人を許せないです






