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社会の問題、国家の体面、個人の思惑・苦悩が折り重なりながら、スピード感あふれる文体で読ませる作品。前半に伏線が張られているので、事件の解決もある意味爽やか。

誘拐
ナイス! ★★★★★★ -
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- 04/23
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ナイスした読書家さんと感想
力のある人、権力のある人は何をしても良いの?という疑問、そして「そんなの、救われないよ・・・」という悲壮感が何度となく浮かびましたが、でもラストは気持ちよく「どんなにお金と権力があって、ほしいものは手に入れられてしまえるように見える人でも、必ず弱点はあるんだ」そういうメッセージも伝わってきたら、気持ちが軽くなりました。
とても面白く読ませていただきました。ラストの展開はある程度読めないでもないけど、十分にワクワクさせられたし、細かいトリックがよくできてるなぁと思ったのは私が素人だからでしょうか。作者の他の作品にも興味が湧いてしまいました。
一気読み。ネタ的には斬新なものではないかもしれないが味付けがすばらしい。実際の捜査の手順の裏をかいたところは手抜かりがないのになぜそこに○○を書くかね…と、そこは○をかぶってもいいという意思表示かも。…伏字だらけでわけわからんね(笑)でもネタバレはしたくないのこれ。文庫化されたら買う予定。
とりあえず一言、面白かった!以下、蛇足。設定と状況の説明が非常にくどく、どこかに連載されたものなのかな?と思ったら、案の定でした。通読用に、単行本化にあたり整理したほうが良かったかも。そして、名前が判明する下り、それはおっちょこちょい(?)過ぎだろ!!と。…とまあ、とやかく言いましたが、読後感もよく、よい作品でした。
昨年から続く不況、リストラ問題など、とてもタイムリーなネタだったので、序盤からぐいぐいと読ませるものがありました。全く痕跡を残さない用意周到な犯人の行動や、警察の捜査体制などは、良く描かれていました。ただ、作品を読み終えると、ミステリーとしてはやや弱いかと…。








