おりたん
圧倒された。まちがいなく米原万里さんの文章だ。文体は「小説を書きました」っていうかんじでちょっと稚拙なのに、ほんとにいる人たちみたいに迫力があった。

オリガ・モリソヴナの反語法 (集英社文庫)
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- 04/19
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【後日追記】米原さんが通学したチェコのプラハにあったソ連学校と、実在したオリガ・モリソヴナ先生を中心としたフィクションではあるが、極めて精緻に調査を行っていてノンフィクション以上にソ連の3時代(スターリン恐怖政治、第二次大戦、共産党独裁から崩壊後の現代)の様子がわかる。その時の同級生であったカーチャと「オリガ・モリソヴナ先生」の過去の謎を解き明かしていく。これは極めて上質なミステリである。タイトルはオリガ先生がいつも生徒を叱るときの反語からつけられている。もう米原さんの著作は読めないと思うと本当に悲しい。



