聖月
◎将棋界の大崎善生、落語界の立川談四楼といったところだろうか。とにかく文章が上手い。また、その世界に散らばっているエピソードを、多岐に、そして過去に遡って拾い上げていくのだが、その羅列の仕方が絶妙である。う~む、と唸ってしまうくらい巧みなのである。

シャレのち曇り (ランダムハウス講談社文庫 た)
ナイス! ★★★★ -
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- 04/11
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◎将棋界の大崎善生、落語界の立川談四楼といったところだろうか。とにかく文章が上手い。また、その世界に散らばっているエピソードを、多岐に、そして過去に遡って拾い上げていくのだが、その羅列の仕方が絶妙である。う~む、と唸ってしまうくらい巧みなのである。
これがデビュー作! 文章も構成もすごく上手い。落語家の暴露ドキュメンタリかと思いきや、リアルな青春小説ではないか!明るく輝く未来と笑い合う仲間みたいなうそ臭さでなくて、鬱屈ともやもやと五里霧中の不安の中で足掻く主人公に好感。屈折十三年、前座の恋の物語、二ツ目小僧、借金真打(トリ)とタイトルもシャレてる。ご乱心→本作→赤めだかで立川流の歴史がわかるw





