お金なかったら本買っちゃダメー!(笑)冒頭、悲嘆する家人に同情したが、金策の為に嫁をとれという指示に憐憫の情は一瞬で霧散(笑)。こんな受だが読み進めるうちに愛しくなった。博識に驕らぬマジメな人柄と愛嬌ある頓狂ぶりがたまらなく可愛い。受を程よく立派な公達に仕立てようと画策する嫁攻と、その内心の葛藤が楽しかった。本編はとてもよかったが巻末ショートは前作夫婦メインだったので消化不良。今作夫婦の蜜月を読ませてほしかった。

貴公子の求婚 (SHYノベルス)
ナイス! ★★★★ -
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- 04/10
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ナイスした読書家さんと感想
すごく面白かった!地味受けと聞いていたが、本当に朝家が容赦なく地味で色気がなかった。絵でも地味に描かれ、牛蒡や人参と例えられ、攻めの蘇芳にまで珍味だの痘痕も靨だのと言われ…。でも本への情熱には親近感を覚えるし、素直で初心なところが可愛らしく思える。そんな朝家がだんだん蘇芳の持つ書ではなく蘇芳自身に惹かれていくところ、蘇芳のためになればと一生懸命になるところが本当にいじらしい。最初は遊びたったはずの蘇芳も、後半は朝家が可愛くて可愛くて仕方なくなって嫉妬までして…と、最後までニヤニヤしっぱなしだった。
面白かったです。平安時代というのがまずイイです。(読めない漢字が多々ありましたが;)雰囲気がどことなく雅なカンジで、文学小説を読んでいるようで世界に浸れました。平安時代の風習や食べ物なども出てきて興味深いです。主人公の朝家が風貌の冴えない貧乏貴族だけど、読書オタクで何にでも素直な心を持っているのが魅力的です。対する攻め様はこれでもかというくらい完璧な美男子で厭世的になっている彼が朝家に夢中になっていく様が良かったです。苦難を乗り越えて晴れて両想いになれたんだから、その後のラブラブ話も読みたかったです。
ほーほーと鳴く朝家がかわいい。読んでいくと、笑えるのに切なくて泣きたくなる。それって良本の確かな証だと思う。次第に積み重なっていく二人の切ない恋慕に胸がキュンキュンした。良質な萌えをありがとう和泉さん!桜月での乳首談話もGJ!






