春色
「死者が蘇る」異常な世界を背景に、蘇った死者である主人公が自分を殺した犯人を捜す物語。死者が蘇ると言ってもその身体は死んでおり、日々日々腐っていく。ドタバタやりながらも、その中で自分の死の原因を求めて奔走する主人公の姿は切ない。/日本人作家の手による作品なのに、物語の舞台はアメリカで登場人物は片仮名で、さらに翻訳物のような文体と最初は読みにくいかも。死を巡る主人公と博士との長い会話と、本の厚みに泣きそうになったけれど、最後まで読んで良かった。

生ける屍の死 (創元推理文庫)
ナイス! ★★ -
コメント(0)
- 04/07
Tweet
share




