自由人
メタである。「現実世界」と「本の世界」が入れ子状になるという物語の構造からして常軌を逸している(褒めているのではない)。「アラビアンナイト」とかも結構奇抜な構造してるけど、これってのは西洋文学に慣れ親しんだ僕達だから奇抜に思えるのであって、中東に行ったらこういう形式の物語が多いのだろうか?「文学作品に見る文化的な差異」という課題で論文が書けたりしてな。日本的な(つまり明治期に知識人が苦労して取り入れた)小説が溢れているからこそ、この小説の構造の特異さが意識されるのではないか。凄い。訳し方は好きではない。

アラビアの夜の種族〈2〉 (角川文庫)
ナイス! ★ -
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- 04/06
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