聖月
◎◎もう一度、終盤の収斂について触れるが、同様の終盤のテイストを持つ小説としては、最近では『数学的にありえない』アダム・ファウアーが挙げられるし、古いところでは『夏への扉』ロバート・A・ハインラインが挙げられるだろう。途中の何気ない伏線が、一気に収束していくあの快感である。評者的には、次回のこのミス海外編の1位はこれで決まりである。これからも、どんどん面白い作品が出てくるとは思うのだが、他の作品が面白いからといって、比較して本書が下位にくるというような薄っぺらな小説ではないのである。本書の面白さは、本書の

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 下
ナイス! ★★★★★★★ -
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- 04/05
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◎◎もう一度、終盤の収斂について触れるが、同様の終盤のテイストを持つ小説としては、最近では『数学的にありえない』アダム・ファウアーが挙げられるし、古いところでは『夏への扉』ロバート・A・ハインラインが挙げられるだろう。途中の何気ない伏線が、一気に収束していくあの快感である。評者的には、次回のこのミス海外編の1位はこれで決まりである。これからも、どんどん面白い作品が出てくるとは思うのだが、他の作品が面白いからといって、比較して本書が下位にくるというような薄っぺらな小説ではないのである。本書の面白さは、本書の
上下巻ともヴァンゲル家の家系図が付いている。その数なんと39名。内17名は登場人物としても紹介されている。最初このシリーズは富豪ヴァンゲル一族を巡る大河ミステリかと思ったが出番は『ミレニアム1』だけのようだ。下巻中盤である人物への疑惑が高まると、そこからは一気呵成の駆け足モード。一人の少女の失踪事件は地獄絵図へと。只、真犯人の動機があまり詳しく書かれていないし、何の為にあれほど多くのヴァンゲルさんを登場させたかも疑問。型破りヒロイン リスベットは非常に魅力的な人物造形ではあるが最後はちょっとやり過ぎでは?
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(1)
- 10/02
ある種密室モノかと思ったが社会派?ミステリだった。キャラは魅力的だがミッケもてすぎだろう!欧米の小説は聖書の素養があったほうが楽しめるけどこの本もそう(文中解説があるのでわかるけど)内容も盛りだくさんで下巻は一気に読んだ。ちょっとあっけない気もしたけど。2,3も楽しみなところ。
素晴らしい。もちろん「絡みの描写が多い」とか「ミステリとして凡庸」とか「過去の事件と経済の事件があまりリンクしてない」とか突っ込みどころはいっぱいだが、とにかく面白く読める。作者がサービス精神旺盛であれもこれもと盛り込んでいるのを楽しめるかどうかだろう。









