N.Momma
家族って何だ、親子って何だと考えさせられると同時に、どうにも感情移入できる登場人物がいないと感じてしまった。男として、彼の所行を許すことはできそうにないし、だからといって周りの女性たちを肯定する気にもなれない。ラストの余韻も、なんか個人的にはうつろな感じが否めない。否定的なコメントではあるが、偉そうなことを書いてしまえば物語自体の力は、間違いなくある。ただ、個人的に彼女たちの行為に共感できないだけかな。

八日目の蝉 (中公文庫)
ナイス! ★★★★★★★★★★ -
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- 05/23
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ナイスした読書家さんと感想
角田さんの長編小説を読んだことがなかったので、映画、ドラマ化されたこの作品を最初に読むことにした。月曜朝の通勤電車の中で読み始めたが、最初から誘拐の場面だったので、暗い週始まりとなってしまった。子供の誘拐事件は、当たり前だが、犯人が逮捕され、子供が両親のもとに帰っても、事件は終わらないということが、二章とその終わりのフェリー乗り場の恵理菜と希和子のすれ違いの場面で強く感じた。やはり最後に二人を合わせてはいけないのだ。強く心に残る作品だったが、男としては、自分勝手な丈博と岸田にただただ嫌悪感が残った。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(2)
- 01/21
心がざわざわする本でした。なんでしょうね、この感じ。女性ならではの感性で書かれているということなのか、男の私などからは絶対に出てこないような表現というか感覚。女性が書いたものを読むという楽しさがこの本にはあると思う。他人様の赤ちゃんを誘拐するなんていうことは現実とんでもなく罪の重いことだけど、そういう現実感とともに読まずに、女性の感じ方、母親という生き物の本質、子供に対する気持ち、男に対しての不可解な行動、そういった男には絶対に共感できない女性の部分を堪能するのがこの本の楽しさではないだろうか。★★★★☆
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(2)
- 07/15
実際に起こった事件のルポを読んでいるような感覚。何が良くて、悪くて、こうあるべきで・・・というのはここで議論されていなくて(他人が決められないので)一人の母、娘の感情や考え方の変遷がずっと綴られているものを追っていく作業だった。 とにかく女性ばかりの物語。女性社会特有の、時に頼もしく、時に辟易としてしまう空気がうまい。子を産む性としてこういう感情の発露があるんだよ、ということを再確認させられたことが大きい。 最後の受け取り方には迷ったが、浮かんだ風景が明るいものであったのでよいエンディングだったのだろう。
原作とTVとでは展開が違う。TVの顛末の方が(極少量の)幸福感が得られるが、個々の心理描写が薄くなってしまった。原作を読んでよかったと思う。感情移入する人物によって受け止め方がまるで変わる作品です。――ちなみに自分は薫(恵理菜)に感情移入したので、主人公:希和子と母親:恵津子は子供を蔑ろにする自己満足な女としか受け止められなかったな。 この作者は空虚感を書くのが秀逸だと個人的に感じます。他の作品を追いかけてみようと思う。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 03/11
1章の不倫相手の子供を誘拐し、逃亡生活をしながら自分の子として育てる希和子が女の性と母性の間を揺れ動きながら 不安定な将来を進んでいく。2章は誘拐された後、実父母との生活に戻された娘が成人し仮の母親だった希和子と似た人生を歩み始める。第三者からは希和子と恵理菜は、犯罪者と被害者の関係だが、3年あまりの仮親子の関係が血縁のない二人の人生に因縁めいた連鎖を生んでいるようだ。男女関係での女の人生に挫折した女が、母性により救いを見いだしていく。⇒続き
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 03/05
思慮深い人ほど母性の落とし穴に堕ちるのか?母が子に、子が母に何を想うのかを問う極上のヒューマンドラマがここにある。詳しくはブログにUPしています。 http://mityururu.blog136.fc2.com/blog-entry-204.html
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 04/16
子供を思う優しくも逞しい母性の表現が素晴らしい。子供との生活を一刻も長く過ごそうとする犯罪者希和子のどうしようもない緊張感と前のない不安感もリアルだ。希和子と一体となり、読み進んだ。また、情けない男たちをバッサリ切り捨てられないこの逞しい女性たちが切なかった。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(2)
- 05/21
連想させられる小説は多々あるが、何れの話とも違うテーマであり、違う結末だった。2章の存在が必要不可欠ではあるが、その受け止め方(解釈)は各人各様かもしれない。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(3)
- 03/18
サンジ@灯れ松明の火
誰も普通に生きていたら知ることのない八日目…ホント深く良いタイトルですね☆ただ色んなかたの感想を読む限りでは圧倒的にキワコとカオルの再開を願っているのが目立ちましたが…オイラ的には無しだなぁ〜すれ違う2人があの人かも知れない、この人かも知れない、会いたい!いつか会えると願ながら生きる糧にしていくだけで充分な気がしました。まぁそれも含めてのフィクションですが…
ナイス!
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07/15 14:53
誰も普通に生きていたら知ることのない八日目…ホント深く良いタイトルですね☆ただ色んなかたの感想を読む限りでは圧倒的にキワコとカオルの再開を願っているのが目立ちましたが…オイラ的には無しだなぁ〜すれ違う2人があの人かも知れない、この人かも知れない、会いたい!いつか会えると願ながら生きる糧にしていくだけで充分な気がしました。まぁそれも含めてのフィクションですが…
ナイス!
-
07/15 14:53
嘘はつきたくないので正直に言います、希和子って事情はあったにしても誘拐・窃盗犯でしょ!? どうしても彼女に同情出来ませんでした(一番悪いのはあの男だと思うけど)、私が男だから? それともこの小説の真髄を理解するには経験値不足?、だとしたら面目ないッス! m(_ _)m だから薫(恵理菜)の心情にもイマイチ共感出来ず! 日を改めて再チャレンジさせて下さい <(^_^;
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(17)
- 04/16
射手座の天使あきちゃん
はなんさん お久ですぅ(笑) 壇れいさんですか!? シリアスな感じしますねぇ(笑) 感情移入できるか、どうかは人生経験の多寡にかかっているのかも!? ですねぇ、私はちょっと無理でしたが・・・ <(^_^;
ナイス!
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04/17 21:12
はなんさん お久ですぅ(笑) 壇れいさんですか!? シリアスな感じしますねぇ(笑) 感情移入できるか、どうかは人生経験の多寡にかかっているのかも!? ですねぇ、私はちょっと無理でしたが・・・ <(^_^;
ナイス!
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04/17 21:12



















