「カワイイ」を強調したガーリーな解説つきの更級日記。しかし内容はというと、幻想の理想と現実の違いをつきつけられ、人生のやるせなさ、虚しさなどの方が印象に残って、読後は物哀しさのほうを強く感じてしまいました。光源氏を理想とする物語コンプレックス少女が現実世界の厳しさに揉まれ、いつしか二次元の夢を忘れて、あくせくした現実に目覚めていく、その過程が悲しい。でも、夢破れた虚しさだけで生きていったのではないだろう作者の強さも見えて、少しほっとしました。このあたりの解釈は、和やかな解説の優しさがありがたかったです。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(1) - 04/28
brink
愛猫家としては、あの猫の本来の飼い主はものすごく心配しただろうなあと思うと、少しモヤモヤしてしまったり。
ナイス!ナイス! - 04/28 11:38




ナイスした読書家さんと感想

永遠の夢見る少女の物語。源資通(すけみち)が登場する箇所はクライマックスだが、やはり御伽噺で終わってしまうのが主人公らしい。 だからこそ素直に好感が持てる。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 02/27

かなり地味な淋しい暮らしをしていたように思える孝標女。そんな彼女の日々を源氏物語を初めとする文学が照らしたのだろう。よかったね、文学好きで。彼女が、あれほどに憧れた源氏物語と、彼女の書いた日記とが、今、並んで全集などに入っていること、もし知ったら、どんなふうに思うだろう。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 05/14

最近頭が中世づいていたが、本屋で目に付いたから久々に平安文学に触れてみる。ああ、私は古(いにしえ)のものが好きだ…!!! 理屈じゃないのだ、心が震えるのだ。 この本は、特に面白い章を幾つかトピックにし、訳・原文・解説とを載せています。 初心者に入り易く工夫されてますが、初めて読む人には全体像掴めるのかな?? 入門書だから、これを読んで??と思ったらもうちょっと詳しい本をどうぞ♪
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(1) - 06/20
小町
 物語のヒロインに憧れて、白馬の王子さまを夢いていた女の子が、日々の生活に追われ平凡な人生を歩んだ末、老いの孤独の中綴った作品。  平安文学=『源氏物語』と思われがちですが、そういう煌びやかな世界とは間逆の世界。  何とも物悲しく、高校の時はあんまり好きじゃなかった。まだ若い自分にとっては、今でもちょっとツライ。  でもそんな、波乱万丈でない生き方が現世の我等にも感動を呼ぶのだー。  いや実際、『とはずがたり』を読んだ後だとホッとします。
ナイス!ナイス! - 03/10 01:00



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