Sizenote
[★★★★☆]井上夢人、真骨頂。「クラインの壺」や「ダレカガナカニイル」などシックス・センス的なストーリーは流石、うまいですね。ちょっと勿体ないのが犯人との対決があっさりとしていて、犯人キャラも中途半端な感が否めないこと。ところどころに犯人との対決へと向けた伏線らしきものがあるのだけれど、生かし切れず。主人公の特異性と同じくらい、犯人の異常性を際だたせてもよかったと思う。

オルファクトグラム(下) (講談社文庫)
ナイス! ★★ -
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- 02/17
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ナイスした読書家さんと感想
すごく分かりやすいSF小説。岡嶋二人の作品を読んでもいつも思っていたけど、井上夢人ってやっぱりすごいと思う。犬より嗅覚がすぐれている特殊能力があるというだけではいまいちピンとこないところを、視覚として表現されているところが良い。井上ワールドを堪能できる作品。
面白かったけど、この手の素人探偵ものにありがちな、警察なにやっとんねんパターンはちょっと食傷ぎみ……容疑者が割り出されてるっちゅーのに張り込めてないとか、所持している車名把握してないとか、そういう微細なところでリアリティを欠いてゆく。まあ、あくまでも重箱の隅の話だけれど。



![[★★★★☆]井上夢人、真骨頂。「クラインの壺」や「ダレカガナカニイル」などシックス・センス的なストーリーは流石、うまいですね。ちょっと勿体ないのが犯人との対決があっさりとしていて、犯人キャラも中途半端な感が否めないこと。ところどころに犯人との対決へと向けた伏線らしきものがあるのだけれど、生かし切れず。主人公の特異性と同じくらい、犯人の異常性を際だたせてもよかったと思う。](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41WEJV1E4TL._SX120_.jpg)
