yom yom (ヨムヨム) 2009年 10月号 [雑誌]
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yom yom 2009年 10月号の感想・レビュー(308)
物語の最後、「落照の獄」の光景が目の前に鮮やかに浮かび、鳥肌が立った。秋官たちの敗北者のように項垂れる姿と、まるで勝者のように笑う殺人者狩獺…「落照の獄」…非常に秀逸なタイトルだと思う。
旅行のお供に購入。日記文学特集を読んだら、読みたい本のストックが増えました。森見さんの富士登山記、面白かったです。ちっとも登りたいと思いませんでした。笑
とりあえず、十二国記-「落照の獄」を読んだ。死刑制度の是非、死刑執行の是非、をありとあらゆる角度から、執行者、犯罪者、犠牲者、周辺者の立場をとおして、刑の役割や効果を延々と述べている。とても難しい問題だと読んでる側からはコメントできるが、実際の国政者や執行者になればコメントできないほどの悩みだ。これまでのSF感のあるストーリーから、遠のいた内容であったが、難問の背景にある柳国の国状危機を連想させるエンディングで、やはりこれは十二国記なんだと、次の展開を期待した。
取り急ぎ小野不由美さんの作品だけを読んだ。残りはまたボチボチ読むつもり。
不安定さを現れはじめた柳の国で重罪人をどう裁くか、高官達がひたすら悩む話。死刑制度は存在するが、あくまで罪を犯してはならない事への戒めとしての刑で、民からの要望に応えて死刑を実行するのか否か。とても難しい問題だが、それぞれの立場から述べられた意見を自分の中でどう捉えるか、もしくは少しでも理解できるかを試されたかのような読後感。今回の結論を持ってして柳の国がどう傾いて行くかを考えさせられる。
小野不由美さんの「落照の獄」。読メで続編があると知って、読みました。あまりに時間が空いてしまったので、前作までの世界や背景が思い出せなかった。文庫化されたもので、じっくりと読みたいです。
別宅に読みかけで置いてあったのを手に取り本日読了。毎号買っているわけではありませんが、私はこのyom yomで万城目学を知りました。川本三郎のエッセイ、身に染みました。
十二国記ファンの多さに改めてびっくりしております。十二国記早くまとめて読みたいですよね。焦らされ過ぎて飢えさえ感じます。前作の「丕緒の鳥」が大好きだっただけに、今回はどよーんと淀んでいて、少し残念。だけどやはり、次を期待してしまうのが小野さんの魅力です。
興味深かったのは角田光代・川上弘美・山本文緒さんの鼎談「作家が日記をつける時」角田さんと山本さん対川上さんという感じにも読め面白かったです。それぞれの話しぶりと小説の世界はつながっているように感じました。角田さんの黒い日記、読んでみたい(笑)小説ではやはり小野不由美さん!今回の「落照の獄」は死刑制度がテーマでラストも重かったのですが、やっぱりよかった。私もどちらかといえば清花のように感情的に判断しがちなタイプなのですが、それだけでいいのか?ととても考えさせられました。反射という言葉は納得。
十二国記が読みたかった!! 掴まった残虐非道な男を死刑にするかどうかの話だけど。。。ずっと同じトコをぐるぐる回るように悩み続ける様子は読んでて疲れた。 あんまり柳国に特化した風でもなかったし。。。 それより早く驍宗と泰麒のその後の物語の長編を読みたい!!!
十二国記目当て。苦手な人も多いだろうテイスト。法治国家である柳が傾いているとは前々から明かされていたが、今回は国の内側から徐々に壊れていく様が緻密に描かれている。まるで国の傾きを象徴するような殺戮者が現れ不安に怯える民や、刑を科さねばならない官吏の心情など読み応えがあった。ただ、十二国の世界観を知らず初見で読むと、単なる死刑制度の話になりかねないという印象。十二国は文字通り本当に国が傾くから、鬼気迫るものがある!読後はとにかく王周辺が主役の王道モノが読みたくなった。主上、早く、戴を……!戴を書いてくれ……
何よりも大好きな、辻村深月の『使者生まれる日』ーアイドルの心得ーが、良かった。1話ずつ完結の連載らしく、これから楽しみ。なんとなくサヲリを飯島愛サンを連想してしまった。あとは、恩田陸の連載も好きだし沢木耕太郎の天使のおやつも、悲しくもあるがジワリと良かった。毎度ながら、ボリュームあり読み応えある本で得した気分になる。
「アイドルの心得」がある人にイメージが似てて、あの人もこんな感じだったのかなぁって思いながら読んだ。他は「蒼いトマト」と「僕の兵隊」が面白かった。
『十二国記』目当てで購入です。今回で購入2回目だけど、前回の方が他作品も含めて面白かったなー。『十二国記』以外で強いてあげるなら、『アイドルの心得ー死者の生まれる日』かな。アイドルが去年無くなったあの人を連想させました。モデルなのかな?
辻村深月の「アイドルの心得-使者の生まれる日」が一番のお気に入り。気になる作家さんだったけれどなかなか読む機会がなくて初めて読みました。使者の男の子がミステリアスで素敵。いつも楽しみにしている恩田陸は謎が謎をよぶ展開。次号も楽しみ。
沢木耕太郎著『天使のおやつ』は母として、せつなすぎ。息子がお昼寝している横で読み、展開に思わず大声を出してしまい、すやすやと眠るわが子を愛おしく見ながら読み進めた。言葉って、些細なことをそのままにしがちなのだけど、大切にしようと思える・・・そんな作品でした。
重松清『ロング・ロング・アゴー』と沢木耕太郎『天使のおやつ』が好き.日記にまつわる対談も面白かった.yomyomにしては物凄いコメント量だと思いきや…十二国記未読の私には途中からすぎて断念しました,ごめんなさい.
この雑誌面白いですね。読み切り小説が多くてお得感がある。重松清『ロング・ロング・アゴー』栗田有起『晴れたら長靴』辻村深月『アイドルの心得―使者生まれる日』がよかったかな。エッセイも充実してていい。森見登美彦『この文章を読んでも富士山に登りたくなりません』は本当に登りたいとは思わなかったから笑えた。
十二国記目当て^^;;どうなるのかと思ったけど、結局そこに落ち着いてしまうのですね・・・。旅のエッセイ(?)は、私も少し前に全く同じルートで旅してたので見ていておかしかったです。
十二国記目当てだったけど、辻村深月や恩田陸、角田光代・川上弘美・山本文緒の対談など予想以上に楽しめた。「森林君の奇跡」を読みきりだとおもってチェックしてなくて失敗した。
12国記目当てに購入。どうやら天命を失いつつあり、暗さが増す柳国が舞台。死刑がテーマでヘヴィでしたが、考えさせられました。
拾い読みして、やや放置。やっと読み切りました。全体としては、小説に余りこなれていないものが目につきました。主題が前に出過ぎて、まだストーリーに練り切れていない印象のものが…。『落照の獄』も『天使のおやつ』もその1つ。もう一歩の踏み込みが欲しいです。『青葉闇迷路』は、文章が読ませるな、と最後に締めてくれました。対談の「日記」は思い当たる節があり、楽しく拝見。『十二国記』については、かなり内容に触れますので、コメント内で改めて。
十二国記目当て。『落照の獄』、すっきりしない、救いがない。テーマが重すぎる。十二国記でやる必要あったのかな。とはいえ、やはり面白いことは面白い。小野さん凄いなと思う。難しいことを考えられない人間なので、気の利いた感想が書けないのが悔しいなぁ。ところで殺人を犯した人間には死刑、私はこれしかないと思うのだが。
定期購読中だが、小野主上の短編が素晴らしい。「華胥の幽夢」以降では一番重いテーマ。人間を裁くことの難しさ、傾きかけた柳国だからおこる問題を通して人を裁くことの難しさを提示し、国の行く末も暗示しているかのようだ。それに、新連載の辻村深月「使者生まれる日」が良かった。これまでの作品とどうリンクするか、楽しみでもある。
十二国記読みたかっただけなんです…。十二国記てラノベ的背景があるにも関わらず、時事的(?)な要素を含めた小説にもなりうる、汎用性の高い設定なんやなぁと思った。面白かった。
『十二国記』シリーズ、「落照の獄」を読みたくて図書館の貸出可になる瞬間狙いで一番乗り。ここまでしたのは初めてですが(笑) 今回は傾国へ向かっていく柳国の話でした。人を裁く、という事柄の難しさもさることながら、昇仙した官吏の生き方のたいへんさ・・・というか、どうしても隔たりの残る寂しさ、が胸に迫る話でした。これは長編への前振り・・・ですよね?そう祈っています。雑誌自体も読み応えのある巻でした。2週間まるまるかけてじっくり拝読いたしました。次の方お待たせいたしました~
●特集【誰もがすなる日記】 鼎談 「作家が日記をつけるとき」 角田光代 川上弘美 山本文緒 ● 「この文章を読んでも富士山に登りたくなりません」 森見登美彦
◎なにはともあれ栗田有起。Vol.6、8、10、11に続く5回目になる。このひゅうさんと森林君の話が好きで、バックナンバーを図書館でゲットして読んでいる。今回は「こちらが森下林太郎くん。私は森林くんって呼んでる」「こんにちは、森林くん」この2行が好きだ。幸せな気持ちになり、自然と頬がゆるむ。◎次に重松清。「ちどりや」で思い出した。何かで読んだ短編の続編だ。何という本だったか思い出せない。続く。
一番好きだったのは沢木耕太郎の「天使のおやつ」。十二国記は残念ながら未読。なぜなら、まだ全巻読んでないから!だからこのyomyomを読みたいがために、十二国記を全巻読んでみたと思いまっす。
yom yom 2009年 10月号の
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感想・レビュー:116件

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