三国志〈2の巻〉参旗の星 (ハルキ文庫―時代小説文庫)
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三国志〈2の巻〉参旗の星の感想・レビュー(587)
董卓は誅殺され、孫策は袁術と袂を分かつ。曹操は勢力を伸ばして帝を迎えようとし、劉備は徐州を手にするも……。そして三国志序盤の主人公・呂布の行き着く先は。従来の三国志との違いとして挙げるとすれば、陶謙の強かさ、劉備の狡さ、陳宮の短絡さ辺り。特に、徐州を巡る一連の出来事の背景は演義準拠の作品とは全くと言っていいほど異なっている。また、石岐、王累、潜魚ら、各勢力が抱えるオリジナルキャラクターの工作員たちが北方流の味を出している。
徳の人、劉備の人間臭い狡さが見えた2巻。曹操や孫策の成長も大きい。天下への野心と道順はそれぞれに異なるけれど、視野が大きくバランスも取れているのが曹操で、孫策はまだ青いけど孫権や周瑜と一緒に大きくなれそう。ぷち劉備と張飛と関羽☆そして呂布の清々しさが光る。赤兎と語らうシーン、特に海辺のところは特別に呂布がカッコいい!
北方三国志2巻目。今回は徳の人というだけではなく人間らしい狡さを見せた劉備が印象的。確実に強大化している曹操や孫策に比べやはりこの段階での劉備はスローペースな感じがしてしまいますね。それにしても曹操の先を読む力や人を見る目はとにかくすごい。友人や家族に支えられつつ成長する他の大将に比べ、自分の弱点を知り確実にそこを補っていくための人材を集めるところが曹操の最大の強さのような気がします。良くも悪くも乱世をかきまわす呂布の動きも本格化してきました。次巻にも期待大です。
耐え忍ぶことの大切さを思い知らされる。時がくるまで、じっと待つ。動きたくなる衝動を抑えて、ひたすら力をため込む。そして、ここぞという時に爆発させ、チャンスを決して逃さない。冷静に情勢を見極める洞察力の鋭さに恐れ入りました。 曹操、劉備、孫策のような人を惹きつける魅力って何なのか。この人のためなら死ねると思える程の人ってどういう人か、はっきり分からない自分って・・・
やっぱり劉備は「黒いな」と。そして部下の性質をよくわかっている。そして曹操は相変わらず大局をよく見てるなと。呂布は、少なくとも粗暴なだけではないのはわかるが、なんとも複雑な人である。色んな伏線が現れたり回収されたりな感じ。
なんといっても最後の呂布のシーンが印象的でした!赤兎に語りかけるシーンでは何とも言えない気持ちになりました。読むきっかけとなった授業では、曹操、劉備、孫権、諸葛亮しか取り上げられなかったが、それ以外の武将の魅力にも引き付けられるのもを感じました。
どんな三国志よりも男くさい三国志の第二巻。この辺りの主人公は曹操でも劉備でもなくこの人じゃないか、と思わせるほどに呂布が魅力的に描かれている。いや、もう「超三国志」みたいになってもいいから、この人に天下獲らせてあげて欲しかった。対して「義の人」劉備はとんだ食わせ物。「演義」以来聖人みたいに描かれてきたツケか、最近の劉備さんは「蒼天」といいこれといい、どうも一筋縄ではいかない男にされつつありますね。
一気読み。呂布の妻や赤兎への愛情の深さ、すてきだ。あと、孫策の自立するシーンも。それぞれの人物が本の中で生きてる。そして自分の中に入ってくる。
三国志はこの序盤が一番好き。それぞれの武将がひたすら上に這い上がろうとしているところが読んでいて楽しい。北方三国志は、呂布と張飛の描き方がとてもいい。吉川三国志とは全然違う。夢と目標に向かっていく姿に惹かれます。
呂布の死に対する観念が、静かで鋭い。愛した妻が死んでも取り乱さず、しかし赤兎とともに死に近付く老いは感じる。まさに武人。あと曹操は負ける度に強くなってカッコいい。黄巾賊との和解や許チョ迎え入れる場面は本当惚れそう。
やはり印象に残るのは呂布。武人としての生き様、妻を亡くし、赤兎馬とともに天下を取ろうとする孤高の姿が美しい。
呂布ですね。なんだか哀しい切ないし、何より格好いいし! 赤兎馬に語りかけるシーンなんかもうたまりません。北方三国志はひたすらに呂布と曹操が魅力的なのだと説かれ……うーん、なるほど。戦乱の時代にあっては誰もかれもが光っていて、同時に危うい一面を抱えています。それを乗り越えられるのか、それとも派手に散って行くのか。人間臭さがどうにも素敵過ぎる。
男は女におぼれるとよく言ったものだ。でもこういうふうな描写は歴史小説ではよくあることだし。今回は劉備はちょっと人間臭いところが出てきたというか、女性にうつつを抜かしているところとか……そこでまた読者を引き付けるのかもしれない。
海岸の夕日を見ながら、赤兎馬に語りかける呂布が印象的だ。ローマ人の物語のハンニバル将軍の孤高の後姿を思い出す。それに、野田知佑とカヌー犬ガクの晩年もだぶる。背中で語る男達。
瑤の死に対する呂布の態度は静かなものだったが、それだけに読んでいて寂しく虚しさがただようものだった。 呂布本人はそう感じてるわけではなかったようだったけども。 荀彧が行った事、曹操と張毅のやり取りなど、青洲黄巾軍との講和がまとまるシーンは胸が熱くなった。 赤兎が関わってくると呂布は穏やかで正直なだけの男にも感じる。 胡郎や成玄固との会話も好きだった。 やはりこの呂布はとても惹かれる。 http://tukiyogarasu.blog80.fc2.com/blog-entry-252.html
新たな登場人物が増えたり消えたり国捕り物語なので領地も目まぐるしく変わっていく・・・。章ごとにメインの武将が変わるのでなかなか頭に入らない!読み進めていくとはまりそう。 孫策の成長が楽しみです。
戦ばかりやっているせいか呂布が赤兎に語りかけるシーンでなんとも言えない気持ちにされる。癒されるような哀しいような。それにしても呂布人気高いですね。
旦那お勧めの北方三國志、二冊目読了。三國志ビギナーの私は誰がどう戦って仲間になったり戦死したりするのかも全くわからないので(物知らず…)、純粋に楽しめました。ただやはり水滸伝に比べると、まだ話に入り込めてない気はします。続きに期待。
呂布が強くて強くて、哀しい。好きか嫌いか、それだけで良しとする呂布の思いは、好きか嫌いかは関係ない。利用できるかどうかを重要とする曹操と対比されている。どちらが成功したかを思えば、曹操の考え方こそが乱世に必要なのは明らか。それでも純戦士としての呂布へ憧れてしまいます。赤兎に話しかける最後のページの台詞は、ひたすら格好良い!
皆さんが書かれている様に呂布が素敵です!一途な気持ちがぐっときます。曹操や孫策、劉備と比べて野心がない。純粋な人に見える赤兎との関係がまたいい。一方、張飛はそんな役割をこなしているが、それが後に残らなければいいのだけれど・・・ ますます面白い!
呂布がかっこいいね。死の床にいる妻を想う気持ち。その妻のために董卓を殺害する。そしていざ戦場では曹操との激突で騎馬隊の威力を存分に縦横無尽の強さを発揮している。いろんな方が書いているがラストの赤兎との「俺とお前で天下を取ろうか」もうたまらない!曹操の3万の軍勢で100万の黄巾兵に挑むときの「大将が、先頭で闘っている。こんな時は、それが大事なのだ」これもいい。孫策もいいし魅力溢れる人物ばかりだ。劉備は…あまり好きではないな
群雄割拠。
それぞれの道を歩む。曹操は青州黄巾軍を破り着実に力をつけていく。
裏切り、親の殺害を経てまずは誰かが覇を成さなければ、大陸は収まらないと思ったのだと思う。その為の犠牲はいとわなく、かつ冷酷になっていくようだ。
劉備は徐州をてに入れるが今は時期では無いと手放す。人徳、曹操とは逆のスタンスで仲間や民を得ていく。
孫策も孫家の誇り、袁術と袂を別つ力を得ていく。
呂布は己の武を信じる。
呂布が、昔のような勢いを失くしてきた赤兎馬に語りかけるシーンに胸がぎゅっと締めつけられた。「俺とおまえで、天下を取ろうか。どうせ、いつかは死ぬのだからな。」恐怖と力で民を圧倒する一方で、他の武将のような狡猾さはなく子供のような雰囲気すら感じられます。それと若き孫策・周瑜コンビ!この二人は、主従関係になってもどこか友達感覚で好きだな。父・孫堅の突然の死を乗り越えて、孫策はどんどん立派に男気溢れる人物になってきました。次々と視点が入れ替わっていくから、どの人物にも感情移入してしまう。あぁ、止められない・・・
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(2)
- 03/03
孫策が気になり、出てくるまで読もうと思ったらかなり中盤まで出てこないので、結局最後までいっちゃいました(笑)登場人物がどんどん増えて困るけど、気になるキャラばかりです。歴史小説を読むとき、先がわかってても、みんな幸せになれないかなと思ってしまいます。そして、わかってた結末でもやっぱり悲しいです。2巻は呂布ですね(泣)
あ~困ったな、三国志。まだ2巻なのに、魅力的な武将がたくさん。特に今のところ呂布が本当に魅力的です!諸将が国取りに必死に頭を廻られているのに、彼は赤兎と一緒に戦うことと妻を想うのみ。一番純粋だと思う。曹操も劉備も孫策も、もちろん呂布もどうなって行くの?気になる、気になる。
呂布がイイヤツすぎる・・・。残虐暴虐だけれども、母と妻に対する純粋な気持ちの裏返しだと思うと哀れですらあります。そして黄布軍と戦う曹操、ついに立ち上がった孫策、武将として名が通り始めた劉備など、物語もどんどん面白くなってきました。
劉備のイメージが違う!!女に溺れるところはそんな感じかなとも思っていたけど、腹黒いよ~。徐州を失ったのはあんな理由!!逆に曹操は好感度UP!呂布も少しUPでも結局は裏切りの人生になってるけど・・・。しかし、孫策が活躍始めます、個人的に好きな武将なんで応援したくなります。日本で言うと伊達正宗的って思うんですよね~他の英雄たちより若くさぁいくぞ!!って感じでしばし活躍を見守ります(笑)
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