清朝とは何か 別冊環16 (別冊環 16)

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清朝とは何か 別冊環16の感想・レビュー(2)

教科書では、元、明、清の流れを、支那王朝史の流れの中で論じているが、これは中華人民共和国の視点に立ったものである。中華人民共和国の歴史では、元は明に北へ追い払われ、北元という国に変じたことになっている。しかし、東ユーラシア史というより大きな視点で見ると、元朝は支那という植民地を失っただけであり、本拠地であるモンゴルを失ったわけではなかった。その後、元朝を継いだ清が、旧明領を支配下に収めたわけだが、モンゴル帝国の流れを汲む元清のラインから見れば、モンゴル帝国が250年かけて反乱を鎮圧したとも捉えられる。

Teo
別冊環である事から、複数人の寄稿になり重複する部分が多いのは避けられない。八旗の件などは特にそうだ。みどころは最後にある宮脇淳子の「大清帝国と満洲帝国」。PHP新書の「世界史のなかの満洲帝国」では控えめだった筆致がかなり言いたい事を書いていると思う。

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清朝とは何か 別冊環16の 評価:100 感想・レビュー:2
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