ビロードのうさぎ
ビロードのうさぎを追加
ビロードのうさぎの感想・レビュー(374)
子供に読み聞かせをする機会があり、図書館で借りてきた定番の絵本です。いつのまにか失くしてしまう、子供のとき大事にしていたおもちゃ。題名のうさぎは、そんなおもちゃのひとつです。そのうさぎもいつしか持ち主の子供から忘れ去れてしまいます。そこに、ある奇跡が。。読み聞かせた子供には、この「奇跡」がことのほかよく効きました。せがまれるまま、何度も何度も繰り返し読み聞かせました。この「奇跡」は、絵本の中にしか無いことを理解したとき、この子供は大人になるのかな?と、ぼんやり考えながら。。
すごく切ない。そして優しい物語。こどもの本当の友達になれたおもちゃは本当の物になる。幸せなシーンでも物悲しさが漂うのはこの絵だからかな。絵と物語がすごくあっています。泣くことはなかったけど、深く感動しました。
タイトルなどから気になっていたのですが、実は初読み。文庫スタッフからのお勧めで購入しましたが、別バージョンがあることも初めて知り、そちらも読んでみなくてはと思っています。こどもに愛されたおもちゃは、いつか本物になる…ほんものと思って幸せに暮らしていたビロードのうさぎにおとずれた思い掛けないお別れ。妖精に導かれた新しい世界。心が温かくなるお話ですね。
ううん・・・あれ?特に泣けない私って、ダメなのかしら・・・。感性が衰えたかなぁ(ここで涙)。絵がとっても素晴らしいです。柔らかいタッチでぼうやもうさぎのぬいぐるみも、そしてほんもののうさぎもとっても可愛い。最後、ぼうやを見つめる野うさぎに「ぼくのなくしたうさぎにそっくり」とぼうやが言ってくれて何だかとってもホッとしました。
はぁはぁ・・・まじうさちゃん可愛いからね。そしてかなり泣ける・・・可愛い。可愛い。とっても可愛い。一生大切にしたい宝物絵本です。可愛い。可愛いよう。ああなんて可愛いんだ。可愛い可愛い。
自分用クリスマスプレゼント。本屋さんで少し立ち読みして、先はおうちで読むべきと予感した。…自宅で鼻をすすった(笑)。ストーリーは子供にも大人にも読んでほしい内容で、挿し絵もすばらしい!うさぎの手触りが伝わってきそう。ぼうやのほっぺもかわいい!
本屋でうっかり立ち読みしたら、びっくりするほど泣けてしまって相当に恥ずかしい思いをした作品。きっと作者は図らずも手放してしまった大事なものたちの先行きを、こうしていつまでも心にかけていたんだろうと思うと、それを物語という最も美しい形で永遠のものにした彼女の思いの深さになおさら胸が締め付けられる。自分も3歳の頃から20年以上手入れを続けて使い古している赤ちゃんまくらを持っているけれど、自分が死んだ時それはどんな「ほんもの」になるのだろう。できれば人間の子か何かにして貰って、天国で再会できると嬉しいのになぁ。
何度読んでもせつなくて優しいお話。そして酒井さんの美しい絵がたまらない。 うさぎと遊ぶぼうやの表現が文章・挿絵ともに抜群。 それにしても、やっぱり泣ける・・・。
偶然にぼうやのお気に入りになり、楽しい時間を過ごしたぬいぐるみのウサギは、突然にぼうやから引き離され、焼却対象となってしまいます。そこからの展開が童話的なのですが、ウサギもぼうやもこれで良かったのかしら?と思えるエンディングで、ちょっと切ない気持になりました。ストーリーもさることながら、酒井駒子さんの挿絵が魅力的でした。どこかで見たことあるなと思っていましたら、朝日新聞で連載されていた川上弘美さんの「七夜物語」の挿絵を担当されていました。
本屋で立ち読みしたら涙が出てきて焦った。ほんとうのものとは何なのか。ぼうやにとってほんとうのものだったうさぎが本当のうさぎになったとき、それはぼうやにとっての心からのほんとうものではなくなってしまうのが切ない。(それと、絵から伝わるうさぎの愛らしさ・やわらかさがすごい)
しょうこう熱の後の場面展開、物語の佳境に入るところで「こんな風に終わりが来るなんてうさぎは思ってもみませんでした。」の翻訳が、読み比べた中でこの表現が一番すっきりしました。抄訳勝ち!言い当てて妙です。ぼうやがベッドの中で“うさぎのあな”を作ってくれた。というのを酒井駒子さんは表現してくれてます。見つめられてふたりっきりの空間。庭の木いちごの茂みでも向かい合って見つめてあってる。うさぎの前かがみで、なで肩なところがいい後姿も愛らしい。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(4)
- 12/07
2年生の読み聞かせに使った。クリスマスに合わせて。大切にされたおもちゃは魔法で本物になれる。自分や子供達がお気に入りだったおもちゃたちを思い出す。みんな本物になれただろうか…。お金を出せばいくらでも新しいものが買える時代に、一つのものを大切にする心はとても大切。子供達にその事を伝えることもできる作品。そして、大人も自分の親友だったおもちゃたちを思い出しジーンと心温まる作品。大好きな絵本。
宮部みゆきさんの『チヨ子』を読んで、どうしてもこの絵本が読みたくなりました。話の内容はぬいぐるみ側とそれを愛した人側とと違うけど、コアの部分が重なる。“何かを大切にした思い出。何かを大好きになった思い出。人は、それに守られて生きるのだ。それがなければ、悲しいくらい簡単に、悪いものにくっつかれてしまうのだ。”わたしもそんな気がします。もしかしてこのお話へのオマージュかな?チヨ子って。。『こころから たいせつに だいじにおもわれた おもちゃは ほんとうのものになる。』と対のような気がするのはわたしだけかな。
心温まるストーリーに駒子さんの絵の相乗効果で心を強く打たれました。うちの娘は小さなアンパンマンのぬいぐるみを大切にしているのですが、妖精さんがアンパンマンを「ほんもの」にしたりしたら…なんて想像しちゃいました。
絵本をあなどっていました。絵が可愛いと思って手を出したのですが、話よかった。切ないくて、目がちょっと潤みました。絵もすごく魅力的で、ちょっと欲しくなった。
子どものころに大切にしていていつの間にか忘れて、どこかになくしてしまったものってたくさんあるなあなんてことを思い出させてくれる懐かしくてきゅっとなる物語。
とても良い絵本だと聞いたので図書館で借りて読んでみた。一度読んで、またすぐに二度目を読んだ。「こころから たいせつに だいじにおもわれた おもちゃは ほんとうのものになる。たとえ そのころには ふるくなって ボロボロになっていたとしてもね。」おもちゃに限らず、今世の中に“ほんとうのもの”はいくつあるだろう?
切なくそして温かくしてくれる絵本。酒井駒子さんの絵があっています。これは、涙が落ちてしまうよ~。私が気に入ってしまいました。読み終わった後、子供と一緒に「これは、とても良かったね」と声を合せました。やっぱり、良い本は分かるのだね。
「本物というのは見た目のことじゃないんだ。 こころからいっぱい愛されたものは、ボロボロになっても本物になる。」奇跡は起きる。信じる人に必ず。そう思わせてくれた絵本です。
ほんとうに子どもに愛されたおもちゃは、「ほんとうのもの」になれる…。ビロードのうさぎが、「ほんとう」のうさぎになるまで。酒井駒子さんのやさしく、叙情的な絵によって紡がれる、おもちゃばこの奇跡…。子どもの頃に、大切にしていたけれど、無くしてしまったものたちの行方に思いをめぐらせ、切なくなったり、救われたような気持ちになったりしました…。手のひらに載った、生きた本物の子ウサギの描写の、あまりの柔らかさに、ページをめくる手がずっと止まってしまいました。
後半の転調具合は絵本の醍醐味と思いました。絵もすてきです。子どもも黙って最後まで集中していました。今更だけど、こういうお話の世界を子どものときに沢山体験するのってとても大切だと思う。大人も楽しいけどね。こんなことありっこない、で片付けない心。
気づけばラストを何度も何度も読み返していて暫く本から目が離せなかった。
酒井駒子さんの魅力が余すところなく発揮されている珠玉の絵本です。絵本にするために原作をはしょっていますが、文章の優しさと絵の力の合わせ技で、どっちかしか買えないなら、間違いなくこの絵本の方を持っていたいと思います。「ほんとうのもの」になるためには、自分がそうなれると信じると同時に、他の誰かに心から信じてもらうことが同じくらい大切なのだと教わりました。これも誕生日のプレゼントに友人たちから頂いた一冊。大事にします。
酒井駒子さんの絵を見たくて借りました。この終わり方。悲しいような…嬉しいような…切ないような…複雑な感情です。でも坊やがうさぎのことを覚えていてくれてよかった。
読友さんご紹介。良かった〜!!うさぎの気持ちになって読んでキュンと切なくなった。ぬいぐるみのうさぎは本物のうさぎになりたかった。本物のうさぎじゃなかったけど、ぼうやに「本物」と言われて可愛がってもらえるだけで幸せだった。なのに…(T-T)息子も「俺はおもちゃ大事にしよるよ」と言い出した。そうかい?この腕の外れたゴーカイジャー、泣いてませんか?
酒井駒子さんの画をみると切ないくらい懐かしい気持ちになる ストーリーも秀逸 買う時パラパラみていてついうっかり泣いた一冊
★★★★☆ 酒井駒子さんの作品追跡中。ほれぼれする、いい絵だなぁ。エッジのきいた部分と、下地の色が透けたザラッとした感じが好き。こんな絵が描けたらいいのに。 お話の内容も良かった。自分も大人なのに「大人って!」と腹立てちゃった。あの優しいウマは、どうなったのかなぁ…
大人が読んでも心に響く絵本。酒井駒子さんの絵がより一層物語を素敵なものに。ラスト、男の子が本物のうさぎになった姿に少しでも気づいてくれたことが心救われる気がした。
読了。立ち読みで、内容は知っていたのだけど、家でちゃんと読んだら泣いてしまいそうになった。小さいころにどうして読まなかったのだろう!ぼうやが、ほんものになったうさぎに気づくところが、本当にうさぎがだいすきだったのだなぁ、と思わせる。そうだよね、たとえぬいぐるみだって、ほうっておかれたら、さみしいよね。
本屋で立ち読みして思わず泣いてしまった。そんでそのままレジに持って行った。素敵な作品です。是非子どもに読んでもらいたい!
《書店》坊やといっしょに過ごした時間は、うさぎさんも、幸せだったとおもいます。
ビロードのうさぎの
%
感想・レビュー:134件



















































