檻の外 (Holly Novels)
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檻の外の感想・レビュー(444)
★★★★★ 堂野と喜多川が一緒になってくれたのは嬉しかったけれど、その過程が哀しかったです。喜多川は世間の不条理を知る大人であると同時に無邪気な子どもの様で、読みながら不思議と心が温まるような感じがしました。彼が死んでしまって悲しいです。でも、最期まで大好きな人と想い合って支え合って生きることができたのは、本当に幸せなことだったと思いました。喜多川が穂花や尚をだだ純粋に愛した事が、堂野を少なからず孤独から守る事になった。死んでそれで終わりではないんだなと切なくなりました。
ヤバいヤバい!!最後の方、号泣なんですけど!!そう来たか~、そう来るか~そこまで行くか~!!って感じで…見事にやられた。読んでる途中気になることはあったが細かい感想なんてもういい。兎に角《号泣》 そして 《愛》 がある。
ただのBLじゃないね、もう人間の本質、誠実さ、機微を叙述に表していると思う。設定はありがちと思われがちだし、ジャンルはBL!でも心洗われるような読後感がある。そこまで好きな人と添い遂げたいなと切実に思った。
涙々。実は「箱の中」があまりにもいたくって長い間「檻の外」が読めなかった。ちょっとしたきっかけでまたチャレンジしてみようかと思い、読み始めた。思ってたほど痛くなくって鬼畜じゃなかった。(^^;;)喜多川と堂野は満足した関係になったけど、正直それがあってる答えか分からない。木原さんの小説はいろいろと人として考えさせられるな。「一番愛してくれる人と一緒にいたい」なんてわがままなんだろうとも思えるけど、その気持ちもわかる。最後の話がすっごく良かったです。この話には泣かすのと、「箱・檻」を柔らかくさせる効果がある
箱の中から間を開けずに読みました。まさに喜多川の人生を描ききった、という感無量な読後。二人の日々もなつやすみでの尚視点の話も良かったです。切ないのはデフォルトとしていても胸を掴まれるよう。気付けば登場人物の五感を体感し、情景が目の前に現れてきてこわい位でした。
喜多川は幸せだったよね?短かったと思うけど、人生の最後には幸せな人と幸せな時間があったと思うから。堂野は本当に最後に独りになってしまって、彼の人生は幸せだったと言えるのであろうか?色々と考えずにいられない。ハッピーエンドだと思うが、切なすぎる。
箱の中を先日読んで、たまらなくなったので続編のこちらも読みました。あの堂野さんがこんなになるとは。喜多川さんの直向きさには敬服する。なつやすみでの喜多川さんの語りが特に印象的だったなあ。
ここまで感動する小説だったのなら、もっと早くから読みたかったです。
喜多川と堂野という2人の一生は、いろいろあったけどきっと幸せだった、そう思うと涙が止まりません。
こんな風に恋する登場人物たちは、もう絶対現れないだろうなあ…(笑)
何度読んでも泣けるし、何度も読んで泣きたくなる。本当に名作だと思います。喜多川が愛しくて仕方がない。残酷で汚い環境に育ち、愛情を知らずに育った喜多川はかわいそうな境遇で、私だったらと置き換えることもできないくらい壮絶な人物である。彼は優しすぎた。優しすぎて、見ていられなかった。それでも喜多川という男の一生を見届けることを私は求めてやまない。何度も読んで既に結末を知っているので、なつやすみのエピソードで彼が見せるたくさんの笑顔に切なくなって、泣きっぱなしで読みました。木原先生大好き(^ω^)
喜多川という男が好きだなぁ・・としみじみ思う。麻理子の心の隙間が引き起こす事件が、堂野の箍を外すことになるのだけれど、何も無くてもやがて惹き合うふたりだった気がして、幾度泣けたか。「なつやすみ」尚の救済はされたけれど、早すぎる。本当に早すぎて、悲しい。喜多川も堂野も幸せだったと思うけど、こんなに悲しい切ない思いは暫く経験したことがない・・。/草間さんの挿絵が、これは反則じゃないかというくらいはまっていて、浮き輪の挿絵とか何でもない幸せの、喜多川が手に入れたかった普通な時間が切り取られていて、泣ける。好きだ
堂野は結婚してるし、どうなることかと思ったけど、まさか、あんな展開になるとは・・喜多川にとって堂野はほんとに全てだったんだよね・・二人が思いを通じ合えたときは本当にうれしかった。そのあとの二人の話は最後まで書いて欲しくなかった気もするけど、でも、きっと最後まで幸せな二人を書き切りたかったんでしょうね・・堂野の息子と3人で過ごす夏休みが幸せで、幸せであればあるほどうるうるしてしまいました。喜多川の笑顔がうれしかった。ほんとに幸せだったんだね。BLのくくりにしてしまうのがほんとにもったいない話でした。よかった
ほらぁ他の作品読めなくなるな。泣いた泣いた。これってBLだよね?ほんっとに皆にも読んで欲しい。草間さんの挿絵も良かったー。
何度泣いたか!これはもう、執着とか愛情とかなんて生易しいもんじゃなくて、堂野は喜多川の全てだったんだな。堂野の「ありがとう」のひと言、あそこが喜多川の人生の本当のスタートだったんだと思う。全てをわかっていながら、それでも堂野を諦められず、静かにひたむきに想い続ける様は切なさMAXだったけど、想いが通じ合ってからのお互いを想い、慈しみ合う2人が幸せそうで嬉しくなりました。喜多川は先に逝ってしまったけれど、籍に入ってるから一足先にきっと2人が眠るだろうお墓で堂野を待ってるんだろうな・・・なんて事を思いました。
読み終えた直後だからかもしれないが感想が書けない。とりあえず今思っているのはこの本が出版された当時にこの本を手に入れたかった。応募者全員サービスの小冊子的な意味でorz
は〜号泣です。あとがきで「喜多川の人生を書ききった…」とありますが、読者として二人の人生を見守ってきて喪失感っていうんでしょうか、なんだか惚けてしまいます。とにかく、喜多川のような寂しい人に刷り込みともいえるような一途な愛を向けられたら応えてしまうと思う。喜多川も堂野も死ぬまで添い遂げられてよかった…。幸せってこういう事だよなって思う。書き下ろしの「なつやすみ」はBLではないけど秀逸でした。木原さんの本の読後は胸がざわざわして落ち着かないのでライトな王道BLを読みたくなります。飴と鞭?
箱の中・檻の外、の感想。最初は母を慕う愛情も、もっとゆっくり時間をかけて大人になりつつ他者への愛を覚えていくのを、約9ヶ月で一気に経験した喜多川。苦しくても好きって感情を消せなかった、そんな一途な想いが報われて本当に良かった。芝からの葉書には、自分の生い立ち全てを振り返って、今ある幸せに感謝して目に見えない神様に、この世に生まれてきたことを生まれて初めて感謝した瞬間だったんじゃなかな。尚と接する喜多川が良く笑ってて、幸せに過ごせていたんだなって思えた。「一緒に死にたかった」「夢が、かなう」が沁みた。
ネタバレを見てから読んでいたので先にどんな辛い展開が待っているかわかってしまってたので途中で読むのを止めてから途中から読もうってなるのに間が空いてしまった。喜多川は堂野と一生を過ごすことができて本当によかったなと思いました。BLというジャンルには留まらない作品だなあと。尚が出てきてからの話もまた面白かった。
寂しさを知ってしまった喜多川が切ない。でも、堂野が気持ちに応えてくれたことで、芝からの暑中見舞いに泣き、尚の様子に声をあげて笑うようになった姿にジーンときた。「雨の日」以降の、お互いを慈しみ、思いやる様子にも目が潤む。「死ぬまで一緒にいてくれ」という願いは叶えられたけど、終盤は読みながら号泣状態。辛い思いをいっぱいした2人なだけに、もっともっと穏やかな時間を一緒に過ごしてほしかった。
喜多川にとって、何もかもを削ぎ落として残された小さな輝きは「誰かに伝えたい」程に溢れる幸せという輝きでした。堂野にとって 何もかもを失ったかに思える失望の中で最後まで残されたものは放されても掴み続けた右手でした。 愛だの情だのと何とでも呼べばいい・・・心の内に在るものが偽りのない温かさであるならばそれでいい・・・それは万人に幸せなこととは限らないけれど きっと尚には伝わっただろう。 容赦ない人生の縮図のようなドラマの中で 剥き出されていく個々の叫びが容赦なく心を揺さぶる・・・名作の看板は嘘じゃないです!
天然水@灯れ松明の火
私もそう思います。 BLといえばそうかも知れませんが、BLという意識なく読めましたから 表紙やカラー絵で逃げないで~と思っちゃいますね(笑)。
ナイス!
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01/16 09:51
私もそう思います。 BLといえばそうかも知れませんが、BLという意識なく読めましたから 表紙やカラー絵で逃げないで~と思っちゃいますね(笑)。
ナイス!
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01/16 09:51
「愛する」意味なんてわからないまま、誰かと付き合って結婚して家庭をつくる。大半の者がそうだし別段不幸とは思わない。生半可に「愛する」ことを覚える方が不幸だ。「箱の中」で堂野と出会い、知らずに生きて来たすべてを知ってしまったばかりに、喜多川はどれほど不幸になっただろう。「檻の外」に出ても尚捜し求め再会しても、不幸は新たな顔でついて回る。恨みを残し合っての別れこそ現実だろうが、この物語には別の結末が用意されている。余りに御都合主義だ、非現実的だと思いながらも、穏やかに変貌する喜多川の生涯を見届けて涙が溢れた。
【課題図書】読み終わってそのまましばらく惚けてました。読み返してまた涙が止まらなくなりました。死ぬまで一緒にいてくれと、やっと掴んだ堂野の手を離したくない。夢のように幸せだと、言葉に尽くせないほど幸せだと。ためらいもなく喜多川のように言える人がどれぐらいいる? 喜多川にとっては堂野といることが、彼の存在が全てであり、幸せであるように、堂野にとってもそんな喜多川と添い遂げることが何物にも代えることの出来ない生き甲斐なのだと。「なつやすみ」に晩年までの二人が尚の視点で書かれている。(コメントに続く)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(10)
- 11/27
えんび@灯れ松明の火(文さんに賛同)
私は1冊しか持ってないんですけど。木原さん原作のコミックアンソロジー「ergo 」全部で5冊出ていて、私はvol.5を持っています。その中に見開き10コマ(かな?)で「なつやすみ」のワンシーンが載っています。なんのことはないシーンなのですが、「箱・檻」読了後の今はキラキラした夏の思い出の一部で、さりげない中に喜多川と堂野と尚の絆が見えてほろりとします。各号の表紙も仲睦まじい二人+アオなので、どこかで巡り会えたら嬉しいなと思います。
ナイス!
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11/27 22:39
私は1冊しか持ってないんですけど。木原さん原作のコミックアンソロジー「ergo 」全部で5冊出ていて、私はvol.5を持っています。その中に見開き10コマ(かな?)で「なつやすみ」のワンシーンが載っています。なんのことはないシーンなのですが、「箱・檻」読了後の今はキラキラした夏の思い出の一部で、さりげない中に喜多川と堂野と尚の絆が見えてほろりとします。各号の表紙も仲睦まじい二人+アオなので、どこかで巡り会えたら嬉しいなと思います。
ナイス!
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11/27 22:39
【課題図書】再開した堂野と喜多川、堂野の妻麻理子や娘の穂花も絡んで、悲しくて厳しい運命が訪れる。何かの罰であるかのように容赦がない。。そんな辛さを抱えつつも二人は新たにスタートを切る。どこまでも真っ直ぐに堂野に思いを寄せ続け、ようやく彼の存在を傍らに感じられるようになった自らの境遇に「夢が、かなう」と言ってわらう喜多川がとてもとても愛しかった。『なつやすみ』での喜多川は、堂野と過ごした長い時間を感じさせる大人になっていて胸が詰まった。どこまでもやさしくて穏やかな夏の日の描写なのに涙が溢れて止まらなかった。
初めてBLで泣いた本がこれ。受けは結婚し、子供ができるんですけど、子供がご逝去し、嫁と別れて晴れて(?)攻めと一緒になるんですけど、そこに至る過程がすばらしくドラマ仕立てでよかった。そのあとも、自分の子供目線でお送りされるSSとか、いろいろはしょってますが攻めが死んだあとまでかかれるんですけど、ものすごい話が濃厚。人間関係も濃厚。これは読まないと損。
【課題図書】 再読。喜多川の幸せは、色々な物を削ぎ落として出来た小さな小さな結晶のようだ。混じり気がなく透明で、けれどとても硬質で、何物にも代え難い唯一無二の想いの果て。堂野と死ぬまで一緒にいる、たったそれだけ。そのたった一つが喜多川の幸せの全てである事に、無性に泣けてくる。屈託なく笑えるようになった喜多川が嬉しい。尚と楽しそうに遊ぶ喜多川が愛おしい。堂野によって満たされた彼の人生は、豊かに静かに広がり流れ、尚に注ぎ込み、そしてやがては圭太へと引き継がれてゆくのだろう。落涙必至の名作、殿堂入り。
古い家屋に軋む廊下。静かに降りしきる雨。穏やかに積み重ねられてゆく日々。喜多川を見ていると「慈しみ」という言葉を思い出す。相手を受け入れ、向き合い、愛情を示す。なんて情の深い、大きな男なんだろう。尚視点の「なつやすみ」は、これ以上ないほどの名作。辛いこと、取り返しのつかないことが過去にあった。それでも尚はかけがえのない絆を手に入れた。彼が受け取った想いは、またその先へと受け継がれていく。読後に「雨の日」を読み返すと更に涙腺がゆるんでしまいました。深く美しい情愛の物語。余韻が堪らないです。
やっと読破しました…「なつやすみ」の中盤から辛くなって後回しにしてたんですが、やっと笑どれだけ間を置いて途中から読んでもやっぱり涙が溢れました。木原さんの書く話は物凄く胸にくるものがありますね。BL要素はもちろんだけど、後書きでもあるように「喜多川の人生」でした。今無性に小冊子が読みたくてたまりませんw萌えもあるけど、深い部分で何かを教えてくれるような話で、こういう小説はもっともっと読みたいなと思った。
泣けた!すごく泣けた!!一人の人を愛し抜いた喜多川。子供のような独占欲だと思っていたけどかなり情が深い。それは堂野の子供たちへみせる優しさをみるととてもよくわかる。尚視点の「なつやすみ」はすごく胸を打たれた。堂野が離婚した時、生まれてくる息子は不幸になるんじゃないかと危惧したけど、一人で堂野を尋ねて来てあのちゃんとした挨拶をみた瞬間、大事に育てられてきたんだなと安心。そして父とその恋人に本当の息子のように愛情を与えられたのも、堂野と喜多川が穏やかで優しい関係を築いていたからなんだろうね。
檻の外の
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感想・レビュー:133件












































