海の深み―ステフィとネッリの物語〈3〉
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海の深み―ステフィとネッリの物語〈3〉の感想・レビュー(35)
01/31:しずしず
11/30:ぴーち@灯れ松明の火
10/13:さおっち
09/04:棚の中
07/25:必殺!パート仕事人
第二次大戦下の1943年の春、中学卒業が間近のステフィは医師になるために高校進学を希望しているが…。ウィーンの両親からの連絡がしばらく途絶えた後、テレジン収容所に移されたという葉書が届く
06/17:きりん
05/03:kikiho
02/25:わかな
01/30:クク
01/12:jasumin
あたしは、だれなの?という問いと共に、生きなければならないことの重さを考える。ユダヤ人であることを否定され、自分を見失った人々が、どうやって、自らの尊厳を守っていったのか。ユディスの揺ぎ無い信条が、あまりにも痛々しくて、心が痛んだ。パレスチナ問題を、ユダヤ人が悪いと単純に思っていた自分が恥ずかしくなった(もちろん、人を殺すことは、許されるものではないけれど)。私は、なんと、恵まれた国に生まれてきたのだろう。
ステフィとネッリがスウェーデンにやってきて早4年。前2作は主にステフィに目が向いたが、今回は難しい年齢にさしかかったネッリ、ステフィのユダヤ人の友人ユディス、島からの友人ヴェーラなど、ステフィのまわりの少女たちの思いや、悩みにも目が向く。ステフィの口から語られる「あたしは、だれなの?いったい、だれになるつもりでいるの?」という問いの答えを、それぞれが必死で探しているのが伝わってくる。彼女たちのその後が気になります。
09/09:Theodore
07/25:セキレイ
ユダヤ人であるがゆえの困難に、思春期であるがゆえの悩みが加わる姉妹。どんな環境に生きていても思春期はやってくるのですね。強く生きて欲しいと願う気持ちが自然と生まれ、4巻目も読みたいと思わせてくれました。
06/11:ellie
05/16:nari
05/08:りお
04/27:さくら★(読書停滞中;;)
04/05:ひだまりねこ
スウェーデンへきてもう4年。ネッリの成長に目を見張るばかりだ。幼さゆえにことばにできない心の滓を抱えたままの暮らしに胸が痛む。愛を向ける相手はすぐそばの人であってほしい。悩み迷い、もう大人へのとば口にたつステフィ。ますます厳しくなる戦況に読み手も翻弄される。
02/08:椿子
ネッリもステフィも、自分が何者なのか、彼女たちなりに考え始める。宙ぶらりんの辛さが生々しいです。大人への成長途上の少女たちの姿がリアルで、異常な状況が痛々しかった。父母からのはがきの30語制限の語数いっぱいに、娘への愛を篭めた言葉に胸がいっぱいになる。
12/12:りゅけ
11/25:koalanlan
奨学金を得るため一生懸命勉強し、ついには学費を抑えるため飛び級まで果たしたステフィ。その努力は並大抵のものではないと思う。もっとステフィを見習い、勉強を頑張らねばなと思った。
シリーズ3作目。 ナチスドイツに追われ、 オーストリアから里子に出された2人の姉妹。 スウェーデンのイェーテボリから、 さらに船で渡る小さな島。 姉のステフィは、はじめてこの島に来た時、 「この世の果て」に来てしまったと思った。 小学生の時にやってきた彼女も、 いよいよ高校受験を目前にした年ごろ。 ヨーロッパは戦禍にまみれているが、 スウェーデンはかろうじて中立を保っていた。 未来に無限の可能性があるべき子どもたちが、 夢を見れない時代。 もちろんそうではない豊な環境の子ども
自分が誰かに否定される人種である事への疑問、人種に関わらず家族、性別、階級等、人ならば誰でも考える葛藤や不安等、前二作に比べ深みがある。戦争の犠牲者であるということ、その事への怒り、神の愛を説きながら祈りだけで解決させようとするその不条理さ。誰かの悲しみを他人が真に理解し共有することはできない。それが当然であるとしても、共感してもらえない事への絶望は深い。
ステフィとネッリの物語第3巻。ウィーンからスウェーデンに逃れてきて4年が経つ。ステフィは進学に悩み、ネッリは思春期を迎えつつある。一度は深まった溝も、両親を思うことでまたひとつになれる。少女から女への成長が痛々しくもあり、まぶしくもあり。友人達が悪役も含めて魅力的でいい。
09/29:ねがい
ステフィとネッリの置かれた境遇は厳しいけれど、二人がそれぞれ島に来て以来の自分の場所をつくりはじめていることが印象的。ネッリのとんがりぶりが痛ましいし、ステフィがだんだん大人になっていく様子がまぶしい。
07/02:LECO
子どもから大人へ成長していく段階で、悩みも多く深くなっていくんだ。小さな肩では支えきれないくらいに・・・。このシリーズはどの本もタイトルが媚びてないのがいい。ほぉー。
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