動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか

動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか
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動的平衡 生命はなぜそこに宿るのかはどんな本ですか?

科学
生物学
福岡伸一
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哲学

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動的平衡 生命はなぜそこに宿るのかの感想・レビュー(366)

読みやすくて、生命の不思議さにあらためて驚かされる。生物と無生物の間とかぶる内容もだいぶあるけれど、さらに咀嚼してわかりやすさを目指しているような。科学者だけれど、現代科学の在り様にはずいぶん懐疑的な姿勢だなあと感じる。ソトコトで連載されてたのね。なるほど。

僕らは壮大な流れのなかで奇跡的に形作られたチクワだった。

「生物と無生物のあいだ」の福岡さんの最新エッセイ集です。ごく身近な話題を取り上げては、分子生物学の見地からの解説が入り、非常に知的好奇心を喚起されまくる一冊です。8章からの話題がありますが、いずれも表題の「動的平衡」に収斂されていきます。常に細胞の死と再生のアップデートを繰り返していく様を指し、それこそが「生きている」ということなのだそうです。科学エッセイでありながら、哲学的なニオイもする、不思議な本です。

読みやすい科学エッセイ。最初に受けた衝撃は、胃の中は「体の外」、つまり人間(に限らないか)の体は口や鼻から肛門まで1本の管で出来ており、その管の中にいる限り、胃でも腸でもそこは「体外」である、と。なるほど、確かにそうだよなあ。本質的には、ミミズやナメクジと同じであると云われても納得してしまう。 また、「コラーゲン入り!」についての言及も面白い。コラーゲンを口から摂取したとしても、それがそのまま(コラーゲンのまま)皮膚なり軟骨なり欲しいところに行くわけではないという。いったんペプチドまで分解されてしまうから
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/08

生物は単なる部品の集まりではなくて、そこには時間という概念が存在するということ、というのが印象的。

第1章(脳にかけられた「バイアス」)、第8章(生命は分子の「淀み」)が哲学的で印象に残った。これら章は専門用語が少ないってのもあるけど/村上春樹の言葉(スプートニクの恋人)を借りると、エントロピーの増大という約束は「それらは失われるべき静かな場所を持っている」ということ。そして、動的平衡は「細い糸をたぐりよせるようにそれらの合致をひとつひとつ発見していく」ことになるかな。男女の宿命を分子生物学的に解釈できるってことで。興味は尽きない/叶わぬことではあるが、福岡伸一と星野道夫の対談をみてみたかった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/08

生物を構成する要素(細胞)は代謝によって入れ替わる。とすると、自分を継続的に自分たらしめる、生命として機能する根本は何か?それは細胞の時間的・空間的な関係性である。時間的とは細胞(特に脳神経細胞)がどの順番で組みあがったか、空間的とは細胞同士がどの位置にあるか、ということではないか。 このように細胞一部を入れ替えるということでは、生命を変えることはうまくいかない。 視点を変えて、ビジネスにおける組織変革も単純なすげ替えではうまくいかないだろう。組織を構成する時間軸と組織間の関係性の考慮が重要なはずだ
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/30

たまたまR25で知った本。遺伝子がマイブームで借りたのですが、腸や食べ物についても書かれていて面白かったです。

歳をとると時の流れをはやく感じるのは、体内時計が遅くなるせいだとの説は、おもしろかった。他はまあ読みやすいですが、そんなに新しい内容でもないので。。。

一読の価値あり。

生命とは、分子が一時的な淀みとしてそこにとどまっている状態、エントロピーに抗うために先回りして自分を壊し、修復していくのだ、とする考え方は、すごくおもしろいと思った。波とかも、形は刻々と変わるけど水自体が場所を移動しているわけでもないわけで、なんとなくそれと通じるところがあると感じた。ただ、多少偏りを感じる箇所もあり、自分の中で納得できるバランスを模索したいところ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/07

★★★★☆ 生命の定義は様々である。「生命とは自己複製可能なものである。」や「生命とはDNAをもつものである」などがある。「生命とは何か。それは動的平衡である。」というのが、福岡伸一さんの答えである。生体は組織や細胞によって構成されている。それらの中身は常に作り替えられ、更新される。その更新は水の流れのように止めどない。生体は流れの中で一定の状態を保っている。この生命の特異的なありようを動的平衡と呼ぶ。つまり、生命とは流れなのである。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/07

★★★★★ 難解な内容であるにもかかわらず、人を選ばない本。 自然・人体、あるいは社会など「動的平衡」とはさまざまなことに当てはまる。 また、臓器売買やカニバリズムなど倫理的にはダメだと分かりきっているような問題についても、実はその理由は曖昧だったりする。この本ではそういった曖昧な理由を科学的根拠に基づいてきちんと説明してくれるので、とても心地良い。 そして、人の内面についても「動的平衡」を当てはめることができるだろう。何も変わってないようでいて実は変わっている、そう思えただけでも一読の価値はあった。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/06

面白かった。生命は一時的な淀み。「生命現象が動的な分子の平衡状態である」と説く。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/05

「私たちを規定する生物学的制約から自由になるため、私たちは学ぶのだ」興味深いところ、心に響いたところには付箋を貼りながら読書しているのだが、全ページに付箋を貼りたいくらい刺激的な一冊だった。人体を精密機械のように捉え、合理的に扱おうとする愚かさを思い知った。最近体を労るとき「メンテナンスする」などという言葉を使っているのを見かけるが、それも無意識に生命をパーツの集合体と捉えているからかもしれない。もう学生ではないが、脳のバイアスから自由になるためにもっと勉強しようと思う。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/04

生命と非生命の違いは時間、つまり動的平衡か静的平衡の違いであるという。活動を維持するバランスも、ヤジロベーのような制止状態ではなく、自転車のように絶えず動き続けるアクティブなものなのだろう。より倒れにくく、より遠くへ行くために。

著者の専門分野を超えて、文明批評的な雰囲気のある本。何となく読んでなかったけど、福岡先生の他の著書も(今さら)気になってきました。読みながら、「動的平衡」って東洋思想に親和性がある考え方なのかな~と思ったり。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/01

知的好奇心を非常に刺激する内容でした。とても面白い。腑に落ちる説明というか、気持ちがよいほどスッキリ理解できました。分子レベルの難しい内容もわかりやすい喩えを用いて、一般人にも分かりやすいように書かれています。また、ミクロな話題だけでは飽きてしまうので、一般社会の話題も織り交ぜながら退屈しないように工夫されています。ミクロの話題と社会的話題が絶妙に織り交ぜられています。文章もウィットに富み、楽しい。生命・時間・流転・エントロピーについて、今まで自分になかった考え方を得ることができた。2も読もうかな!
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 12/20

非常に分かりやすい表現で、難解な内容を説明していて、「生命現象が動的な分子の平衡状態である」という考え方など、すっきり頭に入る内容だった。消化管には、脳に比べて、大規模な神経回路があるという内容も、興味をそそられた。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 12/19

やはり読みやすい。そして、やはりタメになる。変わっているのに変わらない、でもやっぱり変わっていないという不思議。社会や会社などの集団がそうであるように実はヒト自体も…てところが「動的平衡」。

20日(火)の三重読書勉強会の課題本 年末の忙しい時だからサラっと読める課題本を選んでくれたのかも。知らないことや勘違いしていることが多くて、ためになった。ブドウ糖輸送体をマカロニに例えるなど解りやすい工夫が嬉しい。ちびちび食べるダイエットは実践したい。総量が大きくならないようにしなくては・・・。

EM
とりあえず、早食いは止めます。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/25

「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。」方丈記そのままに、生物はよどみのように、エントロピーの流れに逆らう。そんな動的平衡のうえに危うく存在している生物のあれこれを、読みやすい文体で伝えてくれる。これが学者の本とは思えない。面白くて、内容が濃い。お勧めです。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/14

面白い。人間は機械ではない!!単純んな発想に待ったを投げかけるこの作品はとても興味深く読ませていただきました。私は医療を仕事としていますが、人間を機械論的に見るというのが主流でありうんざりしていました。機械論的にいろいろなものをみるというのは単純で簡単にいろいろなものに説明をつけやすいですがそもそも人間の神秘性を考えれば機械論で話ができないはず。例としては”胎盤”という臓器、胎盤のような神秘的なものを作り出す人間を機械としてみていては医療は成り立たないと思っています。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 11/13

生物学入門編という感じです。専門的な内容を扱いながら、平易な文章で、素人にもわかりやすく、普段の生活にも活かせる知識などもあって、バリエーション豊か。人体や生命にまつわる疑問をいくつも投げかけ、一つの考えを提示してくれます。その考えは、生物学に馴染みのない私には、かなりショッキングだったり、想像以上にダイナミックだったりして、目から鱗な感じでした。福岡先生の答えは、すごく納得いくものもあり、受け入れにくいのもあり、それは読み手によって様々だと思いますが、どれもインパクトがあって非常に面白いものでした。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 10/31

とても面白かった〜ちなみにダイエットしたい時は、【ちびちび食べる】ことがポイントだそうです。ライアルワトソンの【エレファントム】私も読みたい。象と鯨がコミュニケーションするお話は感動的。伊藤若冲【象鯨図屏風】との関連性。何故若冲はこの屏風絵をあの時代に描けたのか?調べなきゃ。 ☆人間の記憶とは、脳のどこかにビデオテープのようなものが古い順に並んでいるのではなく、「想起した瞬間に作り出されている何ものか」なのである。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(1) - 10/26
手毬猫
☆もし記憶を喪失して、ある朝目覚めたとしよう。あなたは自分の年齢を「実感」できるだろうか。 ☆神経細胞の数は特殊な例外を除いて生涯増えることはないが、回路の連結の仕方はいくらでも新しく形成することができる。 ☆生命を部品の集合体という物質レベルでのみ考えると、時間の重要性を見失ってしまう。
ナイス!ナイス! - 10/26 11:43


生物、生命に関するノンフィクション、なのだけれど、福岡先生のエッセイみたいなものも入り交じり、とてもおもしろい。文章うまいなぁ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/10

再読。ミトコンドリアのくだりが急に読みたくなっのでパラパラ捲っていたら結局全部読んでしまった。自分にとってこれはもう、萌え本なので…。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 09/14

引用ー 年をとると一年が早くすぎるのは、「分母が大きくなるから」ではない。実際の時間の経過に、自分の生命の回転速度がついていけていない。そういうことなのである。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 08/12

間断なく流れながら精妙なバランスを保つもの。生命はそのような在り方を選びとった…というものの、「生命はなぜそこに宿るのか」という、サブタイトルにある命題に、結局、この本は答えていないと思う…まあ私が考えればいいことだが。  とはいえ、次なる読書へのいくつもの興味をかきたてる一冊。何となく「第三の道」(糸川英夫)「クオンタムヒーリング」(F・カプラ)を想起した。メモ:GI値 蕎麦、玄米がスロー。 ヒトの病気は人に移るからカニバリは忌避された? 豚がエサを得るために合理的な行動するのは思考じゃなく本能では?
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 08/08

一つの見方、考え方。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 08/07

何でもシステムで処理することに対して警笛を鳴らすような内容が、最高に面白い!「新しい組織論」という言葉に納得。個人、グループ、国、民族、地球、どれも動的平衡の上に成り立つ繊細かつダイナミックなものだという事実に、心震えた。そしてダイエットに関する記述に、心惹かれた。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 08/04

記念すべき百冊目の本がこのような面白い本だったことに感謝!
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 07/17

「生物と無生物のあいだ」とも重複する箇所がけっこうあったけど、プリオンのことやミトコンドリアDNAについても触れられていてためになった。小説みたいな流れのある文章で読みやすい。

記憶はどこにある? 直感は信じるな。ダイエットに効果的な食事法は? 食品安全。そして著者の得意分野や遺伝子の話。とても日常的な題材を生物学で解く! 生物は静的な構造物ではなく、常に動いている「淀み」であるという考え方は生物学に限らず、僕たちの生活にも応用できると思うのだ。

生物は機械とは違う。出来るからといって何でもしてしまう事の無意味さ、恐ろしさを教えてくれた。先日読んだ本にも、森林太郎と脚気の話が出てきた。いろんな人が心に留めておくべき逸話だからか。

「動的平衡」即ち常に破壊と再生を繰り返す生物の営み。それは儚い幻想のなかで生き続けている生物の姿なのだろう。良い本でした。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 05/08

生命は常に自らを壊し、再構成し続けている。それを機械論的にパーツの破損と交換のように考えるのではなく、その仕組み、流れが生命であるって理解でいいのかな?。これは良い本だ。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 04/18

生命とはなんと素晴らしいものか。学校では学べない生物学。非常にお勧めです。

非常におもしろい‼筆者が言うように、たしかに世の中には機械論的生命観で溢れていて、さも人間が生命をコントロールできるかのような認識は間違いなくある。しかし、筆者は疑問を投げかける。私たち個体は感覚としては外界と隔てられた実体として存在する様に思えるが、ミクロレベルではたまたまそこに密度が 高まっている淀み、もしくは、流れのう ちに過ぎないのだから、生命というのはそのダイナミズムにある、と。個人的には死生観にも論が及ぶ様な壮大な著作だと思う。オススメです(^^)
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 03/24

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動的平衡 生命はなぜそこに宿るのかの 評価:64 感想・レビュー:118
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