金原瑞人YAセレクション みじかい眠りにつく前にI 真夜中に読みたい10の話 (ピュアフル文庫 ん 1-10)
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金原瑞人YAセレクション みじかい眠りにつく前にI 真夜中に読みたい10の話の感想・レビュー(143)
「YA」ってヤングアダルトって意味だったのか。「ヤー」って読んでた…そういう編集する人たちのグループがいるのかと思ってた…。内容は角田さんの「共栄ハイツ〜」、作品はもちろん名前も初めて知った梨屋アリエさんの「タケヤブヤケタ」が好き。いしいしんじさんも初めて読んだ。「サラマンダー」読んでるときは「なんだこれ?」って思ったけど後から思い返すことでじわじわきた。その「サラマンダー」は巻末の編集者さんの解説で「ああ!そういう捉え方もあるのか!」とものすごく読み方の視野を広げてもらった気がします。
小説。ヤングアダルトのアンソロジー。名手たちによる短編/掌編をこうやってまとめて読むことが出来るのはやはり楽しいです。収録作では寺山修司が圧倒的に好みで、彼の文章は僕の涙腺を無条件で刺激してきます。当たり外れが無いわけじゃないですが、全体としては良かったです。面白かった。
アンソロジーは当たりはずれがあるので近頃手にしていませんでしたが、これは掘り出し物です。YA向けだそうですが、その年頃に読んだらどんな感想を抱いたんだろうと、考えてしまいました。いずれも短い物語なのに、それぞれの世界が突然ぽっこりと現れます。
この手のアンソロジーってはずれがあったりするのだけど、これは本当にどれも良かった。さすが金原さん…。全部の話に感想つけたいくらい。楡井亜木子って作家は初めて読んだけど「私がやりたかった青春はこういうやつ!!」っていう理想像で嫉妬。あとは鷺沢さんの話の中にでてきた『確固たる自分を確立していれば、とか、自分の価値観を信じていれば、とか、そういう話はもう一切聞きたくない』という一文にしびれた
★★★★★…贅沢なアンソロジー。ハズレなしの一冊。有島武郎の作品を初めて読んだ。すごく良かった。この話が一番最後に置かれてたのも良かった。淡々としてるんだけど、力強い。こういう文章好きだな。内容が濃い一冊でした。
角田光代さんの『共栄ハイツ305』目当てに読みましたが、どの作品もハズレなしの力作アンソロジー。インフルエンザで家庭内隔離中に読みましたので、有島武郎さんの「小さき者へ」は本当に悲しくて号泣しました。梨屋アリエさんはうまく言い表せないけれどすごい場所に連れて行ってくれる作家だと思う。
面白かった。勉強になりました。どれも。江国香織の「10月のルネッサンス」は面白い。童話ではないけれど、メルヘンでYAという感じがした。角田光代の「共栄ハイツ305」はいいの、こんなあからさまにsexを記してとちょっとびっくり。さらっと書くといやらしくない。楡井亜木子の魅力を知らしめたのが「おれがはじめて見た茜色の果実」。若い感覚が見事に書けるんだね。
揺れ動き磨り減ったりするYAに向けて選ばれた作品10作でした。1作品目のサラマンダーから飛び出す、絵本までは、本当に"眠りにつく前に"読んだら夢にみそうな感じもする不思議な感じでした。爽やかで光を持って終わる話もあればやりきれないと思う話もあります。楡井亜木子さんの話が爽やかで好きでした。魚住直子さんの作品は、最後がどうあれとても可愛い。恩田陸さんの作品は設定の奇抜さにとても引き込まれます。アンソロジーっていろんな作家さんに触れられていいです。
江國香織さん・恩田陸さん・角田光代さん以外は初読み。いしいしんじさんと寺山修司さんの文章は好きになっちゃったし,梨屋アリエさんにはビックリ!!読むのは真夜中じゃない方がいいものも。。
YA向けに選んでしまうんだ、こういう内容を!という衝撃的な話もあり(タケヤブ・・・)。角田さんの話を読みたくて手に取った一冊だけどいろんな毛色の話が盛り込まれていて楽しめた。寺山修司とか有島武郎の文章は音読もオススメ。
読んだ事のある話が多い事に読み始めてから気が付いた。私好みの話が多く読書欲のない時にでも読んでしまうような本。図書館で借りたのだけれど購入することにしました。
角田光代が好きなので借りたんだけど、他の作品も面白かった。こういうアンソロジーは読んだことのない作家さんの文章も知ることができてお得。この中で角田さんの作品は雑誌掲載時、絶賛されてるみたいだけど、ダメな男に振り回される女、っていうテーマは角田作品でよく見る気がする。でもリアリティがあってさすがと思った。楡井さんの作品が少女漫画を読んでるような爽やかさで好感を持った。
君が見つける物語〜よりは、しっかりとYAを意識しているなぁと思わされる短編の収め方でした。短い話ながら、重みがあったり、おかしさがあったり。解釈の楽しさがあったり、文章の個性というものが感じられたり。アンソロジーは、どういう作品がどういう順番で〜というのを考えると、それもまた一つの創作だと思えます。
YAの為にセレクトされた10篇のお話。金原さんと森絵都さんの対談で、いしいしんじさんの「サラマンダー」について触れられているのだけど・・・金原さんの見解が斬新?で驚いた。「おどる洗濯虫」はどこか切ない。有島武郎さんの「小さき者へ」は鋭く力強い作品。「人生を生きる以上人生に深入りしないものは災いである」という一文は一生心に残ると思う。
恩田先生、梨屋先生の作品は読んだことがありますが、他はあまり読んだことのない方の作品でした。どれもそれぞれ面白く、読みやすかったです。魚住先生の「おどる洗たく虫」このタイトルと女の子のネーミングがユニークで面白かった。江國先生のも、えっ?どうなっちゃったの!?という所で終わっていて、先が気になりました。これを機会に他の作品も読んでみたいです。
アンソロジーみたいなものは普段あんまり読まないんだけど、敬愛する金原先生セレクトということで手にした&仕入れてみた。…さすがです金原先生…!どれもこれも面白かったです。短編だけど読みごたえたっぷり、大満足の一冊でした。他の二冊も仕入れ済みなので期待します
素適な短編がたくさんあってとっても贅沢な一冊でした。読み終わってから真夜中に読めば良かったな、と思ったのはいしいさん「サラマンダー」/恩田さん「飛び出す、絵本」かな。初めての作家さんの作品も読めて幸せで、また気になる作家さんが増えちゃいました。
好みの話が多かったけれど、その中でもいしいさんの「サラマンダー」、恩田さんの「飛び出す、絵本」が特に良かった。「飛び出す、絵本」が好きな人には三崎亜記さんの『廃墟建築士』の中の「図書館」をおススメしたいです。
アンソロジーは色々な作家さんのお話を読めるので、作家さんとの出会いみたいな感じです!! 短編集でページ数も少ないのに、それぞれのお話に強く引き寄せられました。
どれもこれも粒揃いで味わい深い話がたくさん!表紙の執筆陣の豪華さに思わず手を伸ばしたんですが大正解。それぞれの個性と魅力が静かに静かに光る、宝石箱みたいな短編集。そこに金原さんと森さんの対談がまた鑑定書みたいに彩ってて。うーん秀逸。個人的に寺山修司が気になる。このひとの世界、もっと見たい。
楡井亜木子さんと寺山修司さんの著作が印象的だった。最後の有島武郎も背伸びするにはちょうどいい話でYAとしてもいいと思うが、むしろ「かつて子どもだった大人向け」のような気がする。
面白いものが多くて満足。それぞれ分量や内容がいい塩梅で、するするっと読めて、読後感が良いものが揃ってた。恩田陸さんのが特に良い。対談でも触れられていたけど、その発想がとても素敵で。『おしいれのぼうけん』や『うろんな客』、知ってるぞーとにやにや。寺山修司も色々読んでみたいなあと。江國香織さんのも情景が浮かんでくるようで、きらきらきれいだった。表紙も素敵。(6.5)
YA(ヤングアダルト)のアンソロジー決定版。
個人的に最初は面白いけど後の話はちょっと、という感じです。
恩田陸さんと魚住直子さんが面白くて、後は読んだけど思い出せなくて……みたいな感じです。
結局好きなものしか頭に残らないみたいです。
この小説で、恩田陸さんは飛び出す絵本という作品を書いているんですが、本好きにはたまらない作品。
珍しい本を虫取り網で捕まえる。
しなも本がバサバサ飛んでいるなんて。
捕まえてみたい!
と思っちゃいました。
そんな職業あったらインド
10篇が10篇、全部どことなくよかったのですが、江國香織さんだけは正直好きじゃないので…とは言え、これは好みの問題で、作品自体は悪くなかったです。今回のお気に入りは以下三篇。寺山修司:踊りたいのに踊れない、梨屋アリエ:タケヤブヤケタ、楡井亜木子:おれがはじめて見た、茜色の果実。
どれもおもしろかった。今まで読んだことのない作家さんの作品もあり、好きな作家さんの幅が広がりました。アンソロジー形式はそういうところがいいですね。
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