沈黙ピラミッド―ブギーポップ・クエスチョン (電撃文庫)
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沈黙ピラミッド―ブギーポップ・クエスチョンを追加
沈黙ピラミッド―ブギーポップ・クエスチョンの感想・レビュー(350)
読んでいないと思っていたけど、なんか読んでいる内に既読感が……ともあれ、ブギーポップを巡る物語は時間軸的にはそんなに進んでなく、今回の話は「過去の後始末」の話。イマジネーター主役の番外とかやらねーのかなー、と思いつつ、まぁ本命は歪曲王の番外なんですが。ところで本に収録されていない短編とかはいつまとまるんですか、竹泡対談とか。
今回のテーマは記憶であるが、アイデンティティと読み替えてもいいかもしれない。記憶(というか思い出)がたくさんある人ほど、自分の立ち位置をしっかり認識しているのでは無いかと思ってみたり。学生時代、教室とか授業とか限られた空間以外での思い出が少ない自分は、もういい年なのに未だに自分がどういう存在かわかりません。それにしても、やっぱり「ブギーポップ」はおもしろかった。
平和な世界で生きる平凡な少女と、過酷な世界で生きる特異な少女。お互いに生きてきた世界が違っても、話してみれば、抱える問題は大して違わないのかもしれない。/再読。焼きそばのくだりに和んだ。あと、その強大さが随所で強調されているイマジネーターさんの話を早く読みたい。
再読。話をほぼ忘れてた。とても面白かった。寂寥感が凄く強い。何て言うか……確かな物が何にもない。初めから終わった話で、でもそれでも睦美と時枝の気持ちや生活や関係はあったのに、ラストにはそれすら失われて、残ったのは記憶だけで、でもそれはどんなに鮮烈でもあやふやでしかないような。哀しい話だ。時枝がああなったことは、やはりむしろ辛いのではって思うからなおさら。メローはカッコいい。
中途半端(メザニーン)で何が悪いんだよ! とか思ったことは置いといて、構成に秀でた作品であると思われた。上手く型に嵌まった作品なのではないだろうか。
あれはなんだったっけ、という青春時代のもやもやした感情を描いた作品。メザーニンの設定が最初にあるような話なのでちょっと追いづらかったけど面白かった。すでに終わってしまっている物語ではあるけれど、これから先別の作品で「その時」の物語が描かれることはあるのだろうか。メローは可愛いのでまた出てきて欲しいなー
むわわ・・・今巻のキーワードとなるピラミッド、中二階。これが上手く作中で使われていて、おおっすごいっ!て思いました。見所はやっぱりうまいこと三角関係が構成されているところ。三角関係も三角関係のまた1つであったり。ああ、ここでもピラミッドということか。よくできてるなぁ。
裏表紙のイラストに「もしかしてゲロ吐いている?」と思ったあなた、実はやはり焼きそばでした。メロー・イエローの能力は今まで出てきたなかで一番便利そうです。章ごとに出される問いがイカしてなイカ? しかし宮下藤花がブギーポップであることがバレすぎなような気がして心配しちゃうのは余計なお世話かな?
ブギーポップ第15弾。主観がある限り純粋な記憶など望めないのは致し方ない事だ。むしろだからこそ思い出の素晴らしさが際立ち、苦い過去を教訓として活かせる。記憶は理解を伴えば凄い武器になる。各々に適した最高の武器に。乏しい記憶力しか持たない僕の場合、思わぬ所で現象がリンクしている事を発見したつもりになって喜ぶ程度の活用しか出来ていないけれど。それでも侵害されれば困るし辛い。それにより周囲の受けるダメージだってちょっと計り知れない。記憶はその人物の存在そのものだと思うから。僕も他を侵す事のないよう気を付けねば。
今回は記憶がテーマの話。私は常々、自分の記憶ほど信用に値しないものはないなーと思っていて、その記憶容量も情けなくなるほどへぼい。その分かなりいい加減な生き方をしている気がするけど、「大事なのはその時を生きる事だ」と尤もらしく自分に言い聞かせて日々生きてます。自分にとって価値ある思い出も、そのままだと他人にとってはカス同然のものだし、逆もまた然りで。それを文章なり小説なりに昇華して後世に遺せたら別だけど。そう思うと、本人すら忘れてしまう記憶ってほんと儚いものだわなーとしみじみしてしまう、そんなお話でした。
このシリーズにしては珍しくキャラや扉絵がかわいらしい感じ。この話もメロー・イエローのように"まあいいか"という心持ちで読むといいのかも。
面白かったです。高校生三人組の関係が、単なる三角関係に止まらず、周囲との関わりを経て、奇妙に歪んでいくのが面白かった。少しばかりの切なさもありますし、特に最後の方の展開は、感心しながら読みました。ブギーポップの作品群の中では、突き抜けた面白さは無いけど、じわじわくる味わい深いお話だと思います。
久しぶりに読んだらまた面白くなってきた気がしました。引用されてるピラミッドの概念はなんとなくしっくりこなかったけど…。ブギーポップがもはや水戸黄門的な存在に見えて来た!表紙絵かっこいいがトビラ絵のちびキャラはあまりなー…と思った…。
☆×4.0…メロー・イエローのキャラクターが濃いね。どれだけパスタに執念を燃やすんですか(笑)しかもよく食べるし…時系列的には戻りますね。スプーキーEがいるころだし…ただ「半自動的存在」よりは後ですね。敵としてはわかりやすいですね。こんなんがはびこったら世界がおかしくなりますからね。どこか懐かしい雰囲気のある作品でした。
いつの間にか私も高校生が遠い昔になってきたもんだなーと思うくらい懐かしいモラトリアム感。この感じがブギーポップシリーズなんだよな。
時間軸的には、イマジネーターと同軸のころか・・・スプーキーE、生きてたしね。なんか、3歩進んで2歩下がるって感じの本編の進み具合。ま、作品的には、面白かった。どこが・・・と問われると・・・回答が難しい・・・。全体の流れがわからないと、ちょっと難しい巻です。
久しぶりすぎて設定を忘れてしまった(汗)登場人物っていつもこんなに多かったっけ?把握できなくてページを行ったり来たり(笑)でも改めてこの作品が好きなんだと再確認できました(*^-^)b 今回は過去の話だったのかな?
再読。略してチンピラ。これってかなり昔の話なのね。スプーキーEとかがまだ生きてるし。仲の良い数人が、結局バラバラになってしまう、というところでパンドラと似てる。時枝さんの再登場に期待。
なんとか今年中に最新刊まで追いついた。相変わらずスッと入ってくる文章で描かれる非日常青春ストーリー。ちょっとゴチャゴチャしてたけど相変わらず良かったです。焼きそば食べたくなりますね
面白かった。メロー・イエロー可愛すぎ。某彼の能力と鉄仮面の能力の類似が気になるけれどそこは偶然だろうか。毎回、大騒ぎした末に原因は些細なもので、「そんなことかよ」とか誰かが(もしくは読者が)言ってる感のある上遠野作品だけど、今回もやっぱりそんな感じ。でも、明確に「終わって」る話だった分だけ、その空しさが強くて良かった。怪人の名前とか、それじゃあ元の能力を反映してなくて正確じゃないんじゃね、とか思ってましたが、やっぱあの名前で正しいんだなあ。
沈黙ピラミッド―ブギーポップ・クエスチョンの
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