ブギーポップ・パラドックス ハートレス・レッド (電撃文庫)
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ブギーポップ・パラドックス ハートレス・レッドの感想・レビュー(418)
「何かよくわからないけど(こわい・不気味)」っていうモワモワした感情を違和感なく描写に取り入れてくるうまさ。その辺がブギーポップのラノベっぽさの一つなのかしらん。(文学本はたいていモワモワに理屈をつけて描写するしね)
朱巳とミセス・ロビンソンのお互いを思ってるのに出せないところが切なかった…が、上遠野浩平の作品に出てくる人はみんなそんな感じかもしれないなぁ。
「ヴァルプルギスの後悔」を読んでから、本書を読んだので、少し時系列が逆になった。九連内朱巳はこの巻で初登場か。炎の魔女との掛け合いが素敵。
“金曜日に雨が降るなら、日曜日にも雨が降るだろう”……このイギリスの諺の重要な点は、『根拠が無い』ということだ。しかしイギリスは雨の多い土地だから、事実として“金曜日に雨が降れば、日曜日にも雨が降る”ことだってあるのである。つまり、根拠の無い言葉が、説得力を持ち始めることだって、あるのだ。
『炎の魔女』って自分で名付けたのか。後日後悔したに違いない。かっこいいけどね。
ブギーポップ第10弾。理解を得るには、可能な限り正確に手の内を周囲に伝える労力を割くというプロセスが必要となる。自己の演出も然り。それを面倒と取るか、その後の人生をスムーズに攻略する為の布石と取るかは人それぞれだろう。しかし他(や自己)を欺く行為は並み以上の覚悟と強さ、先を見通す力を要するものであると思う。
再読。シリーズの中でも好きな方の巻、という漠然とした記憶だけ持ってたけど、やっぱり面白かった。感傷的で哀しくて湿った感じのするエピソードだった。その湿りの大半は朱巳が、残りは大体ミセスロビンソンが担っている、かな。プロローグの朱巳の覚悟がもう切ない。タイトルのハートレスに対照的な、心に注目した話だったと思う。朱巳の描写が強くて弱くて脆くてしたたかで好きだ。
☆×4.0…世界の敵は今回は能力が同じもの。そしてメインは一人の少女と凪。しかし相変わらず凪は強いなぁと感じます。あの世界の敵のかけた罠をあっけなく打ち破るのですから。最近端役程度にしか出ていていなかったブギーポップも「それなり」に出てきており満足でした。そしてある作品に出てくる少女もちゃっかり出てきていて懐かしくもありましたし。
ブギーポップがイマジネーターにたどり着くまでの話ってどこかで書かれていたっけ? 時系列ではかなり前の方にくる巻なのでのちのち登場する人々の過去が随所に軽く挿入されているのが見られます。
「"やるといったらやる"凄み」とか「たったひとつのシンプルな覚悟」とか笑うところなのかどうなのか……。オートマティックの子はレイン・オン・フライディが偽物だって気づいてたのかしら。透子さんが出てくるとなんかそれだけで嬉しい。
1巻の前のお話。凪が「炎の魔女」とあだ名される由縁のエピソード。ほとんどWキャスト【凪と朱巳】でお話が進んでいく。毎回思うのだが・・・ブギー・ポップの位置づけって???ま、色んな人との絡みが面白い作品だからね・・・しかし、最後に「透子」と「顕子」にはビックリした。
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感想・レビュー:41件














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