キノの旅〈3〉the Beautiful World (電撃文庫)
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キノの旅〈3〉the Beautiful Worldの感想・レビュー(2126)
今回のカラーページはシズと陸。愛と平和の国…「戦争のことしか考えていない国も、戦争のことを考えていない国もお断りだな」/城壁のない国…草の中毒が蔓延する遊牧民/説得力…とても強いお婆さんと盗賊/同じ顔の国…「生き残ろうとする意志があれば、そんなに簡単に滅びはしませんよ」/機械人形の国…誰かのために/差別を許さない国…差別の上に立つ国/終わってしまった話…海賊になれなかった女流作家/雲の中でa・b…何も見えないことも悪くない。一緒にたくさん旅ができました。
三巻目でオチまで来ても大丈夫になった。ある程度慣れんと体に悪い…(良い意味で)出てきた兵器で気持ち的に鬱になるやつ有りますが実在してますし…そんな所がリアルなのがこの作品の醍醐味でしょうか…
「雲の中で」と「城壁のない国」が切ない。子供達の未来を思ったが故の行動が実らなかったラウハーさんと、目がそっくりだという亡くなった妻。何も言わず部族に協力してキノを妻に迎えるという選択肢もあったのだろうけれど、逆に目がそっくりだったからこそそうしなかったんだろうなと思う。あとは「機械人形の話」も好き。昔読んだはずなのに「終わってしまった話」はだまされたなー。
童話は人間の愚かしさや哀しさを、軽やかな笑いに仕立てあげたものだと思う。だから、時としてかなりブラックだし、凄まじく残酷。何てことを読みながら思った。遊牧民の話の人間の儚さも、差別の国の〇〇〇〇っぷりも、存分に味わって楽しめた。中でも、同じ顔の国の話が一番気に入った。クローンというテーマから殆どの人間はおぞましい結末を連想する。しかし、いい話で終わりそうか、という所で哀しい結末。人工のクローンと天然のクローンの違い、結局、人間は愚かだね。と終わるのかと思いきや、力強い生の肯定で終わらせる。見事なり。
差別を許さない国の人が審査官の話を始めたとき「あぁいるよねこういう人」と思って笑ってしまった。どの話もいいオチ。あと、あのあとがきはずるいww
時系列の問題なのかもしれないが一巻では「人生経験豊富ですいません」みたいなツラしてたキノがやたら親しみやすい人間になってる。驚かし甲斐があるっつうか。旅物はこうでないとな。
あいかわらず淡々読めるんやけどおもしろい。「城壁のない国」はあんな終わり方をするとは。その後どうなったんやろ、やっぱ滅んだんかな。「終わってしまった話」では最初キノが物書きになったんかと思った。
世の中には知らなければならないこと、知ってはならないことがある。知らなければならないことを知らなければ、結末は残酷なものとなる。「城壁のない国」はそんなお話。他の方の感想を読むと、イーニッドがこの後もまた出てくるのかな。
第一話の『城壁のない国』の最後がいいな。第四話の『機械人間の国』は家族が機械人間だってことは早くに気付いたけど、おばあさんが倒れた時はびっくりした(ー_ー)!!
イーニッドのお話はびっくり。今回のベストは城壁のない国」、「同じ顔の国」、「差別を許さない国」ですね。「機械人形の話」もいいお話でした。
比較的後味が悪いストーリーが多かった印象。後半3話は好き。イーニッドはここで出てきていたのかと初めて気づいた。サブキャラに名前がついている話は基本的に名作
バッドエンド、に、見せかけたハッピーエンド。逆も又然り。いつもいつも予想の斜め上をぶっ飛んで行ってくれるから飽きないんだよなぁ。
「愛と平和の国」は日本に似てる。そして「差別を許さない国」はあの国に似てると思いました。善悪、価値観の違いが作品全体を冷ややかで荒涼とした空気になり覆っています。「同じ顔の国」は意外と嫌いになれないですw
キノの旅再読週間。「城壁のない国」、「同じ顔の国」、「差別を許さない国」がお気に入り。「城壁のない国」のラスト「半月ほど後。この部族は、」の続き。私は「元通りの生活を続けている」を推したいのだが、なかなか賛同者がいない。子供数人だし、次の収穫までなら持つと思うんだよなー。同じやり方で徐々に人数増やして、元通りの部族が草原のどこかにずっといるんだよ。
評価:★★★☆ 相変わらず人間社会を斜め上からシニカルに見下ろすという感じ。真面目さ、勤勉さ、正義感だけでは人間は立ち行かないものだと考えさせられる雰囲気は結構気に入っている。城壁のない国は結構悲惨な内容だった。同じ顔の国の人々は皆真面目だけど…どこか押し付けがましい。×××××とは結局蒼い空のことだったのだろうか。
うぅん・・・本当に考えさせられました! とくに城壁のない国は最後のインパクトがとても強くて印象的です。 この後ループになるのかな・・・(´・ω・`) あと機械人形の話は途中おばあさん以外が機械人形であるということを読めていたので自慢げだったのですが、最後の結末は予想できずにおどろきw 今まで図書室で借りてよんでいたのですが繰り返し読みたいので買いたいと思います(´ε`)
「城壁のない国」はインパクト強すぎて昔から忘れられない。章の終わり方も、全てを書かないでいるおかげで迫力が増している。「機械人形の話」も印象深い作品の一つ。
【城壁~】城壁がないけど外に出られない国 【同じ顔~】クローンと非クローンの境界線とは 【差別~】一種の隔離病棟かな 【終わって~】久々に引っかかった
シリーズ3作目 「城壁のない国」がお気に入り。良かれと思ってやったであろうことなのに、あんなラストとは… 皮肉だなぁ。薬物ダメ、ゼッタイ。「差別を許さない国」もよかった。国民口悪いなぁ。×××××がなんなのか気になる。
キノの旅〈3〉the Beautiful Worldの
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