猫の地球儀 焔の章 (電撃文庫)
猫の地球儀 焔の章を読んだ人はこんな本も読んでいます
猫の地球儀 焔の章を追加
猫の地球儀 焔の章の感想・レビュー(584)
「ひろってください」と書かれたダンボール箱のフタが、おっかなびっくりに開いていく。 2つの原作付き作品を経て世に出された秋山瑞人初オリジナル作品。個人的に初めて引き当てた表紙詐欺作品(笑 人間が滅びた世界で猫とロボットたちが繰り広げる『ピーターアーツvsガリレオ・ガリレイ』。秋山節全開で繰り広げられる焔vs斑、焔vs幽の戦いは読み応えがある。坊主が良いキャラなんだよな。そして二匹の天才の間で懸命に頑張る子猫、楽が可愛い、可愛いんだ……。
『夢を持つのは勝手だろ。夢を持つだけならだれも怖がったりしないだろ。誰もいないところでこっそり夢に浸ったり、夢を実現しようとして何かするのは自由だろ。』
優れた悟性を感じさせる物づくりの姿勢を見せながらも、僧正にこの台詞を言わせることが出来る秋山瑞人と言う作家の謙虚さにはとても好感が持てる。このような作家がライトノベルを描き続けていてくれているということに対して、一人のライトノベル読者として、とても嬉しく思う。ピーターアーツVSガリレオ・ガリレイの第一試合は本当に良い試合だった。早速この二人の敗者のリターンマッチを観戦しにいく予定。次の試合では両者が共に勝利に至るような試合を見せてもらいたい。
十年以上ぶりくらいの再読。メインキャラがすべて猫という、猫好きにはたまらない内容かもしれないがストーリーはほぼガチSFでこの焔の章では世界設定の説明に割かれている所もあり多分初読の時にはそこらへんがかみくだけなかったので印象がうすかったかもしれない(再読でも暗喩が何のことかわからないのがちょっと多かった)。幽の章も再読であるが内容をすっぱり覚えてないのでどうなるのかが楽しみである。
なにかとネットで目にする本なので読んでみた。とりあえず世界観を理解するのに少し時間がかかったが、まあ理解できた。この巻ではまだなんとも感想は言えないので、次巻に期待する。
《★★★★☆》表紙から想像していた内容とは全く違いました…ほんわかな表紙に比べ中身は激しいアクションあり、ハードSFなお話あり。楽弟に欲しいです(笑)幽vs焔第二戦が楽しみ。
面白い。2011年にして秋山瑞人氏のファンになってしまった。
おもしろいっ!数年前にも目をつけたが積読状態だったのが悔やまれる。 しかし今は、思いがけず我が家にも猫がいる。 ゆえ、今がベストタイミングと言えるかもしれない。=== この、「先が気になってわくわくする」感じ、ツボのときの感覚である。さらに、独特な世界観なはずなのに冒頭数ページで脳内にて舞台が完成し、話に入り込めた。=== クリスマスや楽のお子さま組視点の描写がたまらなくかわいい。しっぽを追って左回りの回転をするのはメス、とか決まってることなのだろうか?そういえばウチのコウ氏も回るときは左回りだっけ…?
圧倒的な技量。これが大学生のときに書いた処女作とは到底信じられないほどの内容。難解かつオリジナルの専門用語が頻出するのに、それが理解の妨げとならず、むしろ細部まで造りこまれ練りこまれた世界観を表現するギミックになっているのが圧巻。折に触れ語られる著者の社会観・人間哲学も実に深く、テーマも重厚で嫌が応にも完結篇である次巻への期待が高まる。
猫好き大歓喜となるであろう一冊。設定の読み込みに時間がかかる。現実とうまく照らし合わせることができてからはサクサク理解できたけれど…。この一冊では登場人物の紹介、設定・世界観の説明に重点がおかれているはず。次巻でどこまで踏み込むのかが楽しみ。
設定に入り込むまでに時間がかかった。全体的に物語がわかりづらい。猫がロボット引き連れて戦ったりするけど、なんで戦ってるんだろうとか、そういう背景みたいなものが伝わってこなかったため、よくわからないまま終わってしまった。1巻は物語の途中で終わってしまったので、面白いかどうかは続きを読んでから判断したいです。
ハインライン『夏の扉』に匹敵するかもしれない猫小説。いや、猫成分は間違いなくこっちの方が上だろう。猫、宇宙、ハードSFにロボット、存在証明といやでも魂が沸き立つ要素がてんこ盛りだけど、一番は孤高の実存を描いた青春小説だってことだ。刹那的な少し前にただただ踏み込む焔と、常に世界の外側を見、惹き付けられた幽。ガリレオの異端審問をモデルにこうも完璧でポップで胸に迫る猫の青春を描けるものか。これを書いたのが大学生の時だなんてにわかには信じがたい、大傑作
SF我輩は猫である。はっきり言って傑作。惜しむべきはカバー絵…表紙の絵の女の子はお話の主人公ではありません。2011年、未だにアニメ化を夢見ております。
吾輩は猫である、というふうに猫がまあ主人公だったりするが、主人公だけじゃなく周りがみんな猫だったりして、また世界が純文学じゃなくSFだからロボットを操っちゃて戦ったりもして、もう何か斬新すぎて恐ろしい。めっちゃおもろい。
ライトノベルとして、SFとして、いや、物語として、むちゃくちゃすごい完成度。直接の説明を全然しない、造語だらけの、ひどくとっつきにくい文章だけど、読み進めるうちに、じわじわ、じわじわと世界の姿が明らかになっていく。事実の積み重ねで、物語の構造を語っていく。これはすごい!やっぱりこの人、天才なんだなぁ。続編読むのが楽しみ!
書きたいことが素直に伝わってくる。地の文が、微妙に猫目線に近付けている感じになっている気がする。イリヤとは別物だし。楽とクリスがしゃーしゃーし合うところがたまらんちん。
「よいか、いつの時代でもそうだが、世の中には二種類の猫しかおらん。不可能なことには興味のない奴と、不可能なことにしか興味のない奴だ」。記録を再開、本書は再読。
「夢を持つのは勝手だろ。夢を持つだけなら誰も怖がったりしないだろ。誰もいないところでこっそり夢に浸ったり、夢を実現しようとして何かするのは自由だろ。それでも駄目だってのか?」
久々に凄い小説に当たった。イマドキじゃないラノベなんだけど、ラノベ以外の何者でもない。世界観が突飛でありながら、それが細部まで練られていて、しかしダラダラと説明するのではなくキャラクターの言動の端々からその豊富なバックグラウンドが見え隠れする。SFとはこうあるべきと言えるくらいの上手い描写。そしてまた戦闘の描写が上手い。下手な戦闘描写というのはつまり、何が起こってるかわからんような下手な書き方か、丁寧に書きすぎてスピード感がない書き方のどっちかだが、これはどちらでもなく、とにかく上手かった。(下に続く)
本屋に平積みになっていて思わず目を疑った。気が付いたら上下巻もってレジに並んでいた。店員さんが「猫の地球儀、いいですよね」というので、思わずイリヤ談義に花が咲いた。こんな古い本をよく再販してくれたよ……!
ほむらちゃんマジほむほむ。/ 好みにがっちり合致。物知りマセガキ風黒猫とかマジで自分の理想そのもの。というか自分が書いたヤツの一人称を「ぼく」に換えたらまんま幽だ。文体も、ここのコメントでの評判は悪いが、私にはむしろ参考にしたく思えるほど好みだ。なによりこの、いかにもこの頃のラノベらしい挿絵が良いコミックリリーフになっている。ストーリー自体は若干のしんどさを感じさせるが、人物(?)のノリの良さがそれをうまく活かしている。
世界観は好きなんだけど、文章というか描写があまり好きじゃない。無駄に下品というか何というか。なんというか、前半は、想像していた話と違ってあまりのめりこめなかった。
文体は好き嫌いが分かれますが、発売当時に読んで、自分の中のラノベ概念を塗り替えた作品。そしてそれは未だに更新されていない。あとがきの「物凄く余裕のない社会に生れてしまった物凄い天才が、その社会の価値観と真っ向ぶつかる様な夢を追いかけようとすれば、その周囲には迷惑を被ったり不幸になったりする人が必ず出てきます。それでも、その天才は前に進むのか」というのが、まさしくこのお話なんだなあと思いました。
評判がよかったから読んでみたけど、イマイチ自分とはあわなかった。説明もなく世界に放り出されて手探りで歩く感覚で最後まで読んでました。そして続くなんて…!
絵柄可愛いけどほのぼのというよりシリアス。けど楽やクリスマスのおかげか重くなりすぎない。焰と楽の会話がすき。楽は健気でかわいいなと思う。
再読 目新しかったわけでも思い入れがあるわけでもないが、なぜか読んでいた当時の中学生の自分がはっきりと原風景として思い出される作品 また、物語の世界も
猫の地球儀 焔の章の
%
感想・レビュー:119件














ナイス!




































